2015年5月8日金曜日

知的能力開発・育成プログラム「Jr.食育プログラム」

Jr.2・3年対象「減量する時の食事について」

 5月2日(土)アクシオン福岡にて、小清水孝子氏(大妻女子大学)を講師にお招きし、Jr.2・3年対象の「減量する時の食事について」の講義が行われた。
 無理な減量をおこなうとバテやすくなったり、怪我などが起こりやすくなったりする。まず、本当に減量すべきかどうか考え、必要になった場合に備え、正しい減量の方法を知っておくべきであるという小清水氏のお話から始まった。
 そして、自分の体組成を見直すための計算方法を学んだ後、グループで話合いながら減量時に控えるべき食品(ポテトチップス、マヨネーズ、菓子パン等)のエネルギー量や含まれる油・砂糖の量について学んだ。

どうすれば安全に減量できるか?
①長期間での減量を計画する。
  例:2ヶ月で1kg減らすとすると、1日に、約120kcal食べるエネルギー量を、使うエネルギー量よりも少なくする。
②「主食」「主菜」「副菜」「牛乳・乳製品」「果物」の揃った基本の食事の形を心がける。
③油脂類、菓子類、ジュース類を控える。
・肉は脂身よりも赤身を使用する。
・揚げ物よりも蒸し物など、油脂を多く使う料理を控える。
・ドレッシングは油の少ないのものを選ぶ。
 
 スティックシュガーを用いた演習では、ほとんどの受講生が、ジュースやスポーツ飲料に予想していた量よりもたくさん含まれていることを学んだ。また、減量時には、糖分の多い飲料は控えることが望ましいが、激しい運動時は、糖分を含むスポーツ飲料を飲んだ方が良い時もあるということも併せて教えて頂いた。
 今回のプログラムで学んだ、アスリートにとってどんな食品を選ぶべきか、どんな食品を控えるべきかの知識を活かし、食を正しく判断できるアスリートになってほしい。



実際にジュースに含まれる砂糖の量を見て驚いている様子。



学生スタッフの方に、体組成の計算方法を教えてもらっている様子。