2015年11月25日水曜日

「ライバル達の一歩先へ・・・」 ~能力開発・育成プログラム Kids「バドミントン」~

 11月21日(土)、福岡県立須恵高等学校にて、有田仁志氏、有田雄紀氏、江﨑淳氏(福岡県バドミントン協会)の指導による2回目のプログラムを実施した。
今回のプログラムは、「バドミントン」というラケット競技を通じて、用具を精密に操作する力や対象物との距離感など、コーディネーション能力における「識別能力」を特にトレーニングすることをねらいとしている。
 特に「バドミントン」は、巧みなラケット操作とシャトルに対する対応力や距離感が必要とされ、小さな頃からの経験や慣れが大きく影響し難しい競技の1つである。
 現在、Kids6年は、ほとんどの受講生がバドミントン未経験者である。そのため、受講生の多くが、自分たちが思い描くイメージ通りに体を動かすことができず苦戦しているようであった。しかし、そのような中、講師の動きを真似て素振りをしながら動きを確認したり、失敗した原因を自分なりに分析しながら次のトレーニングに臨んだりする受講生が見られた。Kids6年、井上陽向君である。井上君は、いつもプログラムの中で最大限に自分を高めようと努力している受講生の一人である。彼の評価すべき点は、能力の高さだけでなく「常に何かを掴もうとする姿勢」や「決して諦めない姿勢」だと感じている。そして、彼は必ず周りの誰よりも一歩先を狙っており、その姿勢はいつも変わらない。この姿勢を続けていることが、1ヶ月後、半年後、1年後と積み重なり、他者との大きな差へと変わってきている。
 もともと高い能力を秘めたタレント生たち。今、君たちのスポーツに対する取り組み方は全力だろうか?本気でライバルに勝とうとしているのだろうか?
 トップアスリートを目指す者として「目の前のことに全力で打ち込み、決して諦めない」姿勢を大切にして欲しい。このことを全ての受講生が実践できれば、必ず自分達の目標を達成することができるはずである。
 周りにいるライバル達の一歩先へ・・・