2015年12月2日水曜日

Jr.能力開発・育成プログラム「レスリング」

 11月28日(土)、福岡大学・ビクトリーホールレスリング場にて、矢守正宜氏、日吉晶之氏(福岡県レスリング協会)の指導による6回目のプログラムを実施した。
 レスリングプログラムでは、コーディネーション能力を鍛えるためのマット運動や補強運動などを十分にトレーニングした後、タックルやスパーリングへと移行する。どの競技においても、技術の土台となるものは「コーディネーション能力」であるが、レスリングにおいて、自分の身体を瞬間的に動かしながら、「いかに自分の重心をうまく使い、相手の重心を崩すか」という「重心の移動」を感じるためには、特に「バランス能力」や「身体の動きをコントロールする能力(変換・連結能力)」が重要であり、そのための補強トレーニングが毎回組まれている。
 プログラム終盤のスパーリングでは、体格差をもろともせず積極的にチャレンジする受講生の姿が見られた。今後も「どのような能力を獲得するためのトレーニングなのか」ということを考えながら、教えていただいたことを受動的に行うのではなく、様々な競技能力を向上させるための「主体的な姿勢」でプログラムに臨んで欲しい。