2015年12月24日木曜日

Jr.知的プログラム「スポーツコンディショニング」

  平成27年度12月19日(土)アクシオン福岡にて、大音樹氏、中川博文氏(清家渉クリニック)をお招きし、スポーツ障害予防に向けた講義と実技が行われた。5回のプログラムで構成されたスポーツコンディショニングプログラムは、今回が最後となる。
  はじめに、スポーツ障害の発生モデルの説明があった。スポーツでは、全身を使った動きを求められるが、動きに足りない部分を他で補おうとする為、一ヶ所に疲労が蓄積しケガに繋がる。自身の身体の痛みに気づいた時にはかなり疲労が蓄積していることが考えられる。このような、障害を予防するには、自身の身体のダメージに早く気づき、自身の身体の特徴を知っておく必要がある為、定期的な身体のチェックが重要となる。
 次に、自宅でできる身体のチェックをテーマに、身体の柔軟性チェックやゆがみチェック、体幹筋力チェックを2人組のペアで実施した。各項目のチェックは自身の課題発見に繋がる。今後各自の課題改善に向けたトレーニングを継続し、障害予防やパフォーマンス向上につなげてもらいたい。
  プログラム最後には、受講生から講師の先生方に質問をする時間が設けられた。1人1人現段階の課題点や疑問点について、少しでも改善・解決しようとする姿がみられた。全5回のスポーツコンディショニングプログラムを通じて、日頃から取り組むべき様々な内容が紹介された。今後高いステージで競技していく上では、ケガをしない身体を作る事がとても大切な要素となる。ぜひ、この5回のプログラムで学んだ事を、スポーツ傷害の予防にも役立てて、ベストコンディションで試合に臨むことはもちろん、身体をケアしながらトレーニングに励み、パフォーマンス向上に役立ててもらいたい。