2025年7月16日水曜日

Kids身体プログラム「バレーボール」

 7月5日(土)アクシオン福岡にて、7月12日(土)福岡県立須恵高等学校にて、岩崎圭佑氏、天野優有氏、池田大輔氏(福岡県バレーボール協会)によるバレーボールプログラムを実施しました。

 まずは、パスやレシーブの基本となるアンダーハンドパスの技能向上を目標に練習をしました。肘を伸ばし「面」を意識すること、「膝」を使うことで、正確なパスを出せるようになりました。

 バレーボールの特徴は、「ボールを床に落としてはいけないスポーツである」ということです。ボールを落とさないためには、「声」を出して、一つのボールを全員で「繋ぐ」ことが必要不可欠です。準備の声、指示の声、評価の声のように声にも様々な種類があり、パスにおいては味方が拾いやすいようにパスを出したり、アタックを打ちやすいようにトスを上げたり、「思いやり」が大切です。

 第2回のプログラムの最後に「声を出すことのよさ」について考えを出し合いました。

受講生から出た考えを含め、以下のとおりまとめています。


1. 集中力の向上

声を出すことで、選手は自分の体や動きに対する意識を高めることができます。例えば、走るときに「声を出す」と、身体全体がその動作に意識を向けることになり、集中力が増します。これは競技中に精神的なブレを防ぐためにも有効です。

2. チームワークの強化

チームスポーツでは、声を出してコミュニケーションを取ることがとても重要です。例えば、サッカーやバスケットボールでは、仲間に「パス!」や「ここ!」と声をかけることで、お互いの位置や意図をすばやく共有することができます。これによりチームとしての一体感が生まれ、スムーズな連携が可能になります。

3. モチベーションの向上

声を出すことは、自己暗示のような役割も果たします。特に試合の緊張が高まる中で、大きな声を出すことは自分や仲間に対する鼓舞となり、士気を高める効果があります。観客やチームメイトが応援する声も、その場のエネルギーを引き上げる要因となります。

4. 呼吸法の改善

声を出すことは、深い呼吸を促進します。特にランニングや激しい運動をしているときに意識的に声を出すことで、呼吸が深くなり、体に必要な酸素を効率的に供給することができます。これにより持久力やパフォーマンスが向上することが期待されます。

5. 緊張やストレスの軽減

声を出すことで、体の緊張がほぐれたり、ストレスが軽減されることがあります。特に試合前や緊張する瞬間に意識的に声を出すことで、リラックス効果を得ることができ、パフォーマンスに良い影響を与える場合があります。

6. 相手に対するプレッシャー

相手チームに対しても、声を出してエネルギッシュにプレーすることで、プレッシャーを与えることができます。特にディフェンスや激しい接触が多いスポーツでは、声で自分の存在感を示すことが、心理的な優位を生むことがあります。

声を出すことで、競技における身体的、精神的、そして戦術的な効果が高まるため、意識的に活用することが多くのスポーツで推奨されています。


 このように声を出すことにはたくさんのメリットがあります。トップレベルになると当たり前に声を出すことが最低条件です。「できるようになったらいいね。」ではなく「常に声を出すことを心掛け、当たり前に声を出す。」更なるレベルアップを!

 バレーボールは一人が活躍しても勝てません。一点を取るために、自分にできることは何かを考え、全力で声を出してボールを繋ぎましょう。

Kids能力開発・育成プログラム(7月26日~)実施種目決定通知

 ○決定通知(数字は受講生番号)

「飛込み」

2103 2105 2106 2110 2111 2113 2115 2125

2128 2130 2202 2203 2208 2213 2216 2222


○お知らせ

・飛込み以外の受講生は、「タグラグビー」となっています。


※ご不明な点がある場合は、事務局(092-611-1717)までご連絡ください。

連絡表(7月19日号)

 Kids能力開発・育成プログラム「バレーボール」

■内容

バレーボール競技を通したコーディネーション能力の育成

■会場

福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡) サブアリーナ

■時間

18:00~20:00

■講師

岩崎 圭佑 氏、池田 大輔 氏(福岡県バレーボール協会)

■持参物

飲料水、タオル、室内シューズ


Jr.能力開発・育成プログラム「レスリング」

※けが予防のため、必ず爪を切ってください。また、ヘアピンを用いた髪留めは控えてください。

■内容

レスリング競技を通したコーディネーション能力の育成

■会場

福岡大学 ビクトリーホール(レスリング場)

※「西片江」の交差点を南方向に曲がり、「B校地」に駐車してください。

■時間

18:00~20:00

■講師

椿 和浩 氏、杉本 京介 氏、松尾 拓哉 氏(福岡県レスリング協会)

■持参物

飲料水、タオル、室内シューズ

(必要に応じて)①保冷剤・氷嚢②小型扇風機・内輪


Jr.能力開発・育成プログラム「ソフトボール」

■内容

ソフトボール競技を通したコーディネーション能力の育成

■会場

福岡県立須恵高等学校 グラウンド

■時間

18:00~20:00

■講師

秦 陽子 氏、斉藤 あかね 氏、執行 理恵 氏(福岡県ソフトボール協会)

■持参物

飲料水、タオル、屋外シューズ、グローブ・帽子(持っている人)

(必要に応じて)①保冷剤・氷嚢②小型扇風機・内輪

■連絡事項

ソフトボールプログラムは、少雨でも実施しますが、天候不良の際には、福岡県立須恵高等学校体育館にてプログラムを実施します。


Jr.能力開発・育成プログラム「ライフル射撃」

■内容

ライフル射撃競技を通したコーディネーション能力の育成

■会場

福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡) 測定室

■時間

18:00~20:00

■講師

井浦 保宏 氏、中村 昌子 氏、井浦 一希 氏(福岡県ライフル射撃協会)

■持参物

飲料水、タオル、室内シューズ


福岡県タレント発掘事業受講生募集!!

福岡から世界へ!!

【対象学年】

 小学校4年生~中学校1年生

【申込方法】

 ①測定会への参加

 ※各地区測定会および10月5日(日)実施のアクシオン測定会については、対象学年以外でも参加可能です。

 ②学校からの申込

 ③書類による個人申込

【測定会日程】

詳細については、以下のリーフレットをご覧ください。

 1次選考会に参加した皆さんには、「体力・運動能力評価表」(無料)をお渡しします。

【申込締切】令和7年10月13日(月)

【問い合わせ先】

 福岡県タレント発掘実行委員会事務局(アクシオン福岡)

 TEL:092-611-1717  FAX:092-611-1600  

※測定会に参加される方は、事前に下記の測定会申込用紙をご記入のうえお持ちくださると、受付時間を短縮できます。印刷環境がない場合には、各会場にて用紙を準備しておりますので、当日受付にてご記入ください。

 ↑小学校4・5年生用

 ↑小学校6年生・中学校1年生用


 ↑対象学年以外用



2025年7月9日水曜日

Jr. 身体プログラム 「ライフル射撃」

 7月5日(土)アクシオン福岡(測定室)にて、井浦氏、中村氏をお招きしてJr.身体プログラム「ライフル射撃」を実施しました。

最初は、椅子に座った状態で、ビームライフルの練習を行いました。今回が3回目ということもあり、受講生は的の中心に狙いを定め、高得点を連発させていました。

その後、ウェアに着替えて、初めて立射を行いました。頑丈なウェアを着て、重たいライフルを持つため、受講生は正しい姿勢を保って撃つことに苦戦を強いられましたが、一発ずつ集中して取り組み、徐々に高得点を上げることができるようになりました。

受講生同士で、良いところを吸収しつつ、気になるところは指摘していき、互いに良い刺激となり積極的に取り組む姿が印象的でした。高い集中力と体力が必要となるライフル射撃で学んだことを、自分の競技にも活かしていきましょう。

連絡表(7月12日号)

Kids能力開発・育成プログラム「バレーボール」

内容

バレーボール競技を通したコーディネーション能力の育成

■会場

福岡県立須恵高等学校 体育館

時間

18:00~20:00

講師

岩崎 圭佑 氏、池田 大輔 (福岡県バレーボール協会)

持参物

飲料水、タオル、室内シューズ

 

Jr.能力開発・育成プログラム「レスリング」

けが予防のため、必ず爪を切ってください。また、ヘアピンを用いた髪留めは控えてください。

内容

レスリング競技を通したコーディネーション能力の育成

■会場

福岡大学 ビクトリーホール(レスリング場)


福岡大学 ビクトリーホール(レスリング場)

※「西片江」の交差点を南方向に曲がり、「B校地」に駐車してください。

時間

18:00~20:00

講師

椿 和浩 氏、杉本 京介 氏、松尾 拓哉 氏(福岡県レスリング協会)

持参物

飲料水、タオル、室内シューズ

(必要に応じて)①保冷剤・氷嚢②小型扇風機・内輪

 

Jr.能力開発・育成プログラム「ソフトボール」

※7月12日()のみ、雨天の場合は“中止(自主トレーニング)”とします。中止の場合は、15時までに保護者へ中止メールを送信します。(実施の際は、メール送信ありません。)

内容

ソフトボール競技を通したコーディネーション能力の育成

会場

福岡県立須恵高等学校 グラウンド

時間

18:00~20:00

講師

秦 陽子 氏、斉藤 あかね 氏、執行 理恵 氏(福岡県ソフトボール協会)

持参物

飲料水、タオル、屋外シューズ、グローブ・帽子(持っている人)

(必要に応じて)①保冷剤・氷嚢②小型扇風機・内輪

 

Jr.能力開発・育成プログラム「ライフル射撃」

内容

ライフル射撃競技を通したコーディネーション能力の育成

会場

福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡) 測定室

時間

18:00~20:00

講師

井浦 保宏 氏、中村 昌子 氏、井浦 一希 (福岡県ライフル射撃協会)

持参物

飲料水、タオル、室内シューズ


2025年7月2日水曜日

連絡表(7月5日号)

 Kids能力開発・育成プログラム「バレーボール」

■内容

バレーボール競技を通したコーディネーション能力の育成

■会場

福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡) サブアリーナ

■時間

18:00~20:00

■講師

天野 優有 氏、池田 大輔 氏(福岡県バレーボール協会)

■持参物

飲料水、タオル、室内シューズ


Jr.能力開発・育成プログラム「レスリング」

※けが予防のため、必ず爪を切ってください。また、ヘアピンを用いた髪留めは控えてください。

■内容

レスリング競技を通したコーディネーション能力の育成

■会場

福岡大学 ビクトリーホール(レスリング場)

※「西片江」の交差点を南方向に曲がり、「B校地」に駐車してください。

■時間

18:00~20:00

■講師

椿 和浩 氏、杉本 京介 氏、松尾 拓哉 氏(福岡県レスリング協会)

■持参物

飲料水、タオル、室内シューズ

(必要に応じて)①保冷剤・氷嚢②小型扇風機・内輪


Jr.能力開発・育成プログラム「ソフトボール」

■内容

ソフトボール競技を通したコーディネーション能力の育成

■会場

福岡県立須恵高等学校 グラウンド

■時間

18:00~20:00

■講師

秦 陽子 氏、斉藤 あかね 氏、執行 理恵 氏(福岡県ソフトボール協会)

■持参物

飲料水、タオル、屋外シューズ、グローブ・帽子(持っている人)

(必要に応じて)①保冷剤・氷嚢②小型扇風機・内輪


Jr.能力開発・育成プログラム「ライフル射撃」

■内容

ライフル射撃競技を通したコーディネーション能力の育成

■会場

福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡) 測定室

■時間

18:00~20:00

■講師

井浦 保宏 氏、中村 昌子 氏、井浦 一希 氏(福岡県ライフル射撃協会)

■持参物

飲料水、タオル、室内シューズ

渕上翔太選手(福岡TID第13期修了生)インタビュー

 19日(木)、渕上翔太選手(早稲田大2年)にインタビューをしてきました。7月4日(金)~6日(日)に行われる第109回日本陸上競技選手権大会に向けての気持ちや福岡TID時代の話を聞いてきました。



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  競技成績(陸上競技:400mH

    ・第93回日本学生陸上競技対校選手権大会 優勝

    ・第21U20アジア陸上競技選手権大会 優勝

  TID修了後の進路

    ・豊前市立八屋中学校 → 東福岡高等学校 → 早稲田大学

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日々の振り返り、課題の把握とその解決策を考えることで習慣化する。週に1回のプログラム以外の時間をどう使うかが大事。

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Q.まずは全日本インカレお疲れ様でした。昨年は、大学1年生で優勝したこともあり、プレッシャーも大きかったと思いますが、大会を終え、今の気持ちを率直に聞かせてください。


先頭で帰ってくるという強い気持ちでいたので、2位という結果はものすごく悔しいです。レースを振り返り、改善点も分析できているので、この悔しさを次戦の日本選手権にぶつけて、必ず世界選手権の出場権を獲得します。


Q.ぜひ有言実行してほしいと思います。その強い気持ちは昔から変わらない様に感じますが、タレントで学んだことで、現在活かされていることはありますか?


 2つあります。1つが、日々振り返り自己分析できる力です。運動日誌では、目標設定や課題を把握し、どのように解決していくか考える力が身に付きました。今となっては習慣化され、競技生活に活かすことができています。

 もう1つが、常に向上心をもち諦めず努力し続けることです。特に自宅課題は、記録で他のタレント生に絶対負けたくないという気持ちもありましたが、それよりも自分の記録を1回でも超えられるよう日々努力し続けたことで、何事にも諦めずに取り組めば必ず結果はついてくることを実感していました。何より週1回のプログラム以外の時間をどう使うかが大事なので、当時はがむしゃらに練習をしていました。実は、今でもボールを持つと背面ボールキャッチやジャグリングをしています。やってみると、未だに体が感覚を覚えているので、周りの仲間からは驚かれます(笑)。コーディネーション能力が高まり、体の使い方にも活かされていると思います。

 


与えられるだけなく、自ら掴みに行く姿勢が大事。タレントでしか学べないものがある。

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Q.タレントの頃、意識していたことはありますか?


 とにかくプログラムに全力で取り組んでいました。自分の中では、プログラムを休むという概念がありませんでした。なぜなら、与えられるだけでなく自ら掴みに行く姿勢が大事だと思うし、タレントでしか学べないことがあるからです。体力的にきついときもありましたが、そのような時こそ自分自身を高められるチャンスだと思っていました。例えば、試験期間中などは、試験日は分かっているので計画的に学習を進め、プログラムへの移動中でも勉強をしていました。毎週送り迎えをしてくれていた両親には感謝の気持ちでいっぱいです。


Q.タレントだった頃と今の立場からみる景色はどう違いますか?


 昔はまだ世界というものが遠い存在でしたが、昨年アジア陸上競技選手権大会を経験したことで、より世界というものが近づいてきたように感じます。思いは強く願えば叶うこと、そのために今何をすべきか考え、行動することが大切だと感じています。


Q.最後に、タレント現受講生にアドバイスをお願いします。 


学んだこと1つ1つをしっかりと吸収してほしいと思います。プログラムでは、多くのことを学ぶと思います。その中には難しく、理解できないこともあるかもしれません。そこで「分からないこと」と決めつけて諦めるのではなく、自分なりの解釈でも考え続けてみてください。考える習慣は、これからの自分の競技にも、またそれ以外にも必ず活かすことができます。そして、何をするにしても“楽しむ”ことを忘れないでほしいです。これからも皆さんのことを応援しています!



まとめ

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私は渕上選手が小学校5・6年生のときに事務局として関わっていましたが、自分に厳しく常に向上心をもち、夢に向かって努力を惜しまない当時のまなざしと変わらない姿でした。5年前にタレント発掘事業を修了した渕上選手ですが、世界の舞台に立つことを考えて本気で勝負に挑もうとしている顔つき、真摯な受け答えなど、さらに成長した姿が見られました。話を聞いて、私自身もすごく刺激を受けました。現受講生の皆さんも、このインタビューから何かを感じ取ってもらいたいです。

7月4日(金)から始まる第109回日本陸上競技選手権大会には、多くの修了生が出場します。ぜひ皆さんで応援しましょう!


事務局スタッフ 馬渡