2020年10月7日水曜日

言霊を使いこなす


 10月に入り、肌寒さが気になる季節になりました。   先日までに受講生測定が行われ、受講生の皆さんは自分の持てる全力を発揮し測定会を行ったと思います。中には自身の課題が浮き彫りになった人もいるのではないでしょうか。今年の課題は今年のうちに改善できるよう意識して取り組んでいってほしいと思います。また、9月末からJr.はⅢ期のプログラムが始まりました。Jr.3年生にとっては最後の身体プログラムになります。今後の自身の競技生活にしっかりと役立てることができるよう、1回1回のプログラムを大切にしていきましょう。



受講生測定の様子


今回のスタッフブログは、自分の発する言葉の影響について書きたいと思います。

皆さんは言霊(ことだま)という言葉を知っていますか?

 この言霊というのは、発した言葉が音としてだけではなく、その言葉が魂をもち、その言葉がきっかけで現実に何かしらの影響を与えるという物で、良い言葉を発すると良いことが起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされています。

 この考えを「冗談だろ」と信じない人も多くいますが、実際に言霊というものは日本では古く昔から信じられていて、古文などの書物にもたびたび出てくる言葉でもあります。



言霊は自分自身をプラスにもマイナスにもする

 

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 言霊とは自分にかけられた言葉であったり、逆に自分が発した言葉であったりが持つ意味であるため、良い言葉を使えば自分自身を奮い立たせる力となったり、誰かを救う言葉になったりとプラスに作用する一方で、悪い言葉を使えば自身の可能性を閉ざしてしまったり、いらぬ恨みを買ったりするといった、表裏一体のものです。

 誰かを苦しめようとマイナスの言葉で攻撃していたつもりが、気付いたらその言霊が全て自分に跳ね返っていた、ということも少なくありません。


〇発する言葉で気を付けること

常日頃からポジティブな言葉を使う

 「無理だ」「できない」という言葉は自身の可能性を大幅に狭めてしまう!

 「大丈夫」「絶対できる」といった言葉を使っていこう!

・悪口、陰口を言わない

 発した言葉は自分にも返ってくる!

・向上心を持つ

 他人を蹴落とそうという競争心ではなく、常に自分の成長のために向上する意識をする!

〇苦しい時、ミスをしてしまって落ち込んでいるときこそポジティブな言葉を使っていきましょう!


 どうでしょうか?今回の内容は主にメンタルに関する内容でしたが、スポーツにおいて競技レベルが高くなればなるほどメンタルが占める割合は大きくなっていきます。今回のブログの内容は自身の心を安定させる一つの方法として覚えておくことも良いことだと思います。自身の更なるレベルアップを目指して取り組んでいこう!


事務局 白石