2016年8月31日水曜日

Kids能力開発・育成プログラム 「水球」

「プログラムで見えた受講生の成長、そして課題」

 8月27日(土)県立総合プールにて、西山 進氏、山方 雄太氏、森 翼氏を講師に招き、第4回水球プログラムを実施した。前半はこれまでの反復練習として水球で必要な顔を上げた状態でのクロールやドリブルをし、後半はチームに分かれゲームを行った。
 最終回となる今回は、1回目のプログラムではボールを扱う以前に泳ぐことで精一杯だった受講生たちからは想像の出来ない成長ぶりをみせてくれた。4回のプログラムで技術面の成長があったことはもちろんあるが、それ以上に足が届かない者や水泳に苦手意識を持った受講生も多くいた中で、誰一人あきらめずに泳ぎ続けたり、ゲーム中、「絶対1点決める」など自分自身で目標設定したりと精神的な成長できたことが一番の収穫ではないだろうか。しかしながら、プログラムの途中に講師から「反応がない。指導者と選手の間にはコミュニケーションが不可欠だ」という課題点の指摘もあった。
 今回の水球プログラムで成長した面、そして新たな課題が明確になったことは、受講生の今後の成長につながる大切な宝になったに違いない。この宝を今回のプログラムだけでなく、日常の競技生活やタレントのプログラムへつなげ、自分自身、そしてFukuoka Kidsとして成長できることを期待している。