プログラムの冒頭に、「リップクリームを塗って試合に出場した選手がドーピング違反で13ヶ月出場停止になった」という話がありました。これを聞いて驚いた受講生も多かったのではないでしょうか。
田中氏の話にもあったように、ドーピングは「薬を飲まなければ大丈夫」ということではありません。“リアル・チャンピオン”になるためには、アスリートとして自分が口にするもの、使用するものには責任を持ち、自分もドーピング検査対象者である自覚を持たなければなりません。また、専門家(スポーツファーマシスト)に相談し意見を聞くなど、自分で情報を集めて管理していくことが重要になります。
ドーピング検査はオリンピックや国際大会だけではなく、国体でも導入されています。近いうちに皆さんがドーピング検査を受ける可能性もあります。故意ではない「うっかりドーピング」を防ぐためにも、技術面の向上に加えて、ドーピングについての基礎知識を身につけ、“リアル・チャンピオン”を目指しましょう。
【ドーピング違反にならないか確認・相談窓口】