2011年7月13日水曜日

能力開発・育成プログラム活動記録(Jr共通プログラム「走る」)



7月9日(土)福岡教育大学マルチグラウンドにて、福岡教育大学 准教授の片平 誠人 氏から【走る】のテーマのもと御指導をいただいた。
最初に、大縄を使い、縄の中で跳びながらボールをパスしていくなどの練習を行った。大縄に意識がいくと、走る・跳ぶ時の癖が出やすい。日頃から正しい姿勢を意識していないと、いざという時に正しい走り、跳びができないということを身をもって実感したようだ。
テニスボールを使ったスタートの練習では、ボールとの距離によって自分の出やすい姿勢を探し、初めは背中が丸くなったり、体勢が沈みすぎている受講生が多かったが、「垂直跳びで膝を曲げた時の角度がスタートしやすい角度です。」というアドバイスで、受講生のスタートの構えが格段に良くなった。
まとめに、30mのダッシュを行い、受講生は今回学んだスタートから中間走までの1つ1つの局面を繋げ、確認しながら走っていた。今回は主に、走る動作の前半部分の練習であったが、道具を使ってのユニークな練習が多く、受講生も興味を持って積極的に取り組んでいた。
最後に講師の先生から「競技ができるのは周囲の支えがあるから。感謝の気持ちを忘れずに。その恩返しになるのは自分の好きな競技を思いっきり楽しむこと。」というありがたい言葉をいただいた。
プログラムを終え受講生の1人は「走るのはスポーツの基礎、だからこそ一番難しいと思いました。今回のプログラムで速く走るためのきっかけをいただいたのでこれから日々の努力を頑張っていきます。」と話していた。