2015年3月17日火曜日

Jr.知的能力開発・育成プログラム「トップコーチ講話」

 3月14日(土)アクシオン福岡にて、田中茂氏(JOC専任コーチングディレクターNTC担当参事)による「トップアスリートに必要となるもの」についてご講話いただいた。
 「オリンピックで金メダルをとる」「トップアスリートになる」、受講生は大きな夢や目標をもっている。しかし、その目標は具体的であるか。自信・信念を持って語ることができるか。競技生活を送ることは決して右肩上がりに進んで行くわけではない。挫折しそうになったとき、どうすれば克服できるか。やる気の源泉は何か。今回、田中氏のプログラムを通して、自分を振り返るよい機会となり、今後の取り組みのヒントや考え方を得ることができたはず。
 田中氏が述べた印象的な言葉を紹介する。
 ◯過去が未来を決めるわけでは決してなく、今現在の意思が未来を決める(未来志向型)。
 ◯成功した人はやって良かったと云い、成功しなかった人はやっておけば良かったと云う
 ◯「でも」「しかし」は良いときにだけ使う。
 ◯夢なき者に理想なし、理想なき者に目標なし、目標なき者に実行なし、
 実行なき者に成果なし、成果なき者に喜びなし。
 最後に、重い障害を持った息子とその父親が、誰もが無理だと思ったトライアスロンにチャレンジし、見事に完走したとても感動的な映像を観た後、田中氏から熱いメッセージをいただいた。
 「人に感動を与える選手、感動を与える人間を目指して!」「CAN DO!」
 このメッセージをそれぞれが感じ、これからの取り組みにつなげてほしい。