2016年7月13日水曜日

思いやりのあるアスリート

   平成28年7月9日(土)福岡県立須恵高等学校の体育館にて、西尾俊哉氏、岩﨑圭佑氏(福岡県バレーボール連盟)を講師に迎え、2回目のバレーボールプログラムを実施した。バレーボールは、仲間と一つのボールを『繋ぐ』という『コミュニケーション』がとても大切な競技である。
 前回のプログラムでは、日常会話をしながらヘディングパス、オーバーパスを行い、今回は同じく会話をしながらレシーブ、オーバーパスを行った。まずは2人組で『コミュニケーションを取る』こと、そして、相手が繋ぎやすい、受け取りやすいボール出しをするという『相手を思いやる』こと、この2点をポイントにプログラムは進められた。受講生は互いに『どこにどの様なボールを出すと取りやすいか』を話し合いながらパスを行い、「今の良いよ!ナイス!」、「もっと高く!」といった声を掛け合う姿があった。
 プログラム中、講師の先生は「声を出しているか」「コミュニケーションは取っているか」「相手のことを考えているか」と繰り返し声を掛けていた。技術はもちろん大事だが、『相手を思いやる』ことは、スポーツだけに限らず、人として大切なことである。技術の上達だけがトップ選手になれるのではない。受講生には競技においてだけでなく、どんな場面でも『思いやり』を欠かさないアスリートになって欲しい。