2016年9月14日水曜日

Jr.能力開発・育成プログラム「ライフル射撃プログラム」


 9月10日、アクシオン福岡にて、仁部宗弘氏、廣松詩織氏、佐藤匠氏(福岡県ライフル射撃協会)を講師に招き、ライフル射撃プログラムを実施した。最終回となる今回のプログラムでは、ファイナルマッチ形式でのゲームを行った。ファイナルマッチは、150秒以内に3発の射撃を2回行う第1ステージと、50秒以内に1発の射撃を繰り返す第2ステージ(計20発)で構成される。また、14発目以降は2発ごとに最下位の受講生が競技終了となるルールで行われた。
 今回の総合順位は、1位 石井七海(199.5点)、2位 河野純久(162.9点)、3位 松永育勇(160.3点)だった。ファイナルマッチは、制限時間があり、途中で競技終了になる緊張感もあるため思うような点数が出せない受講生も多かったように感じた。仁部氏は「制限時間内に0.1点でも高い得点を狙うためには、短時間でフォームの修正を行い、強いメンタルを持つことが必要になる」と話した。また、佐藤氏は「10点台が続くとプレッシャーを感じてしまうため、9.9点を挟むように力を抜くことで気持ちが楽になる」とゲーム時の気持ちの落ち着かせ方を話した。アスリートには緊張する場面でも実力を出し切れるような強いメンタルが必要だ。ライフル射撃プログラムを通して得られた成果や各自の課題をこれからのプログラムや競技に活かしてほしい。



 今回、ライフル射撃プログラムの講師であり、本事業の1期生である廣松詩織氏への取材がありました。指導者としてスポーツに関わる修了生について、9月25日(日)NHK「おはよう日本」(7:00~)内で放送される予定です。