2020年1月22日水曜日

タグラグビーを通して

1月19日、佐賀県鳥栖市でKidsタグラグビーの九州大会が行われました。
予選を2位で通過し、決勝トーナメント進出を果たしました。決勝トーナメント1回戦では、1点差で敗退という悔しい結果となりました。しかし、子どもたちは最後まで諦めずにプレーし、タレント生代表としての意地を見せてくれました。ぜひ、この経験を次のステップで活かしてほしいと思います。(大会の詳細は後日、HPにてお知らせします)

・タグラグビー練習風景





そして、タグラグビーの練習を通して、私自身も多くのことを学ぶことができました。
その中で、いくつか皆さんに紹介したい言葉があります。
1つ目は、
「良いパスは良いキャッチから、良いキャッチは良いポジショニングから」
といった言葉です。良いパフォーマンスを行う上で必要になってくるのは「準備」です。
良いパスを出したい!そのためには、パスを出すための「準備」がいかにできているかが勝負になります。これは、どのスポーツにおいても同じことが言えるでしょう。
勝負のきめては、その瞬間のプレーだけでなく、準備の段階で大きく左右されるのです。
2つ目は「声で仲間を助ける」と言った言葉です。
声をだせ!と指導者、先生方からよく言われていませんか?私自身も子どものころは「声を出す意味はあるのか、声を出せば勝てるのか」といった疑問をよく抱いていました。しかし、声を出すことにはとても大きな力があるのです。タグラグビーでは自分のマークする相手を確認する必要があります。その時に「○番まかせろ!」と気持ちのこもった声を聞いた相手、そして仲間はどう感じるでしょうか。声には、相手にプレッシャーを与え、仲間を鼓舞でき、自らの集中力を高める力があります。たかが声ではないのです。
チームのため、そして自分のために、やれることは全力でやれるアスリートになりましょう。
To be prepared is half the victory.
(よく準備してから戦いに臨めば、半ば勝ったも同然だ。)
セルバンデス(小説家)
・先週のプログラムの様子「中3プログラム」


事務局スタッフ 島本