2022年4月27日水曜日

能力開発・育成プログラム活動報告(4月23日)

 今回のプログラムから第Ⅰ期身体プログラムが始まりました。
 Kids受講生は「タグラグビー」を、Jr.受講生は「ウエイトリフティング」「フェンシング」「陸上競技」を実施しました。
 タグラグビーは、ボール集めゲームやタグ取りなどのミニゲームを通して、ボールの扱い方やタグの取り方などの基本動作を身に付け、最後は、試合を行いながらルールを学びました。また、「1.話を聞くこと」「2.コミュニケーションを取ること」「3.失敗を恐れないこと」の3つの約束事を意識して取り組むことで、互いに気付いたことを声に出し、積極的に挑戦していました。

 ウエイトリフティングは、初めに競技会の動画を視聴しました。動画には、第37回全国高等学校ウエイトリフティング競技選抜大会男子89kg級で優勝した安藤周粋選手(第13期修了生)や同大会男子73kg級4位の山口昂輝選手(第12期修了生)、同大会男子67kg級5位の山口耀太選手(第13期修了生)の姿があり、先輩たちの活躍に刺激をもらい、更にモチベーションを高めていました。また、山口昂輝選手と山口耀太選手は、本事業終了後もウエイトリフティングプログラムの際には協力いただき、今回も受講生にわかりやすく指導をしていただきました。
受講生に指導する山口昂輝選手

 フェンシングは、軍手やテニスボールを使ったトレーニングで、フェンシングに必要な敏しょう性を高めました。その後、マルシェ、ロンぺ、ファンデブの基本動作を学び、最後は、スポンジ剣を使った試合を行いました。試合の中では、学んだ基本動作を実践しており、相手との攻防のかけ引きを学びました。

 陸上競技は、「幸せとスポーツ」をテーマに、知的プログラムを実施しました。「幸せになるためには多くの経験をすればいい。1位になれば必ず幸せとは限らないが、誰よりも多くの経験ができる。だから、勝つことに価値がある。」と話され、なぜ勝利を目指すのかというスポーツの価値や経験することの意義を学びました。また、「スピード=ストライド×ピッチ」といった次回プログラムに向けた短距離走の理論を学びました。