2016年3月10日木曜日

これぞ、アスリートの補食

   3月5日(土)小清水孝子氏(大妻女子大学)、市川麻美子氏(帝京大学)を講師に招き、Kids対象の「補食づくり実習」を実施した。このプログラムの目的は運動前後のそれぞれの状況に応じた具を選択できるようになること、自分で準備できるようになることである。これらを達成させるために、実際に、自分で具を考えておにぎりとサンドイッチを調理した。
   調理をしながら“運動前は練習で使うエネルギー源が必要だから具はバナナやジャム”“練習後には主食と体作りの材料となる主菜も必要だから具は明太子やチーズ”等、状況に応じた具の選択能力を身につけることができたようだ。
   さらに、今回作った補食はただのおにぎり・サンドイッチではない!具材にマヨネーズ等、消化に時間のかかるものは使用していません。
調理後、受講生は「意外と簡単に作ることができた」と声を揃えた。「強くなるための補食を自分で準備する」という知識や方法を習得することができたのである。
   トップで活躍しているアスリートは自分の食生活をきちんと管理することができていると言われている。今は家の人が準備してくれているかもしれないが、今回習得した知識や方法を実践することは、練習の効果や、試合で力を発揮することに必ず繋がる!ということを念頭に置き、これからは、状況に応じて食べる物を自分で判断し、提案したり、準備できる選手になってほしい。
ご飯に具を詰め、握る様子。
2種類のサンドイッチは運動前・運動後どちらに望ましいか
切り口が分かりやすいですね。