平成28年10月2日(土)福岡大学ラグビー場にて、徳永 剛氏、渡辺 雄一郎氏(福岡県ラグビーフットボール協会)を講師としてお招きし、第1回目のプログラムを実施した。
前半は、動きながらボール操作(走りながら直上パスやドリブル・ハンドリング)を行ったが、楕円形のボールに苦戦する受講生の姿が見られた。二人組で行われたパスでは「パスは思いやり」という徳永先生の言葉を意識しながら、相手に捕りやすいボールを投げる練習を行った。また、中長距離のパス(スクリューパス)では、ボールの回転や向きを考えながら練習を行った。
後半はタグを腰に付け、ミニゲームを行った。受講生は前半のパス練習を生かし、“自チームの選手に捕りやすいパスを出し、自チームの選手がパスを出しやすい所(空いたスペース)に走り込む。”このプレーを意識し、自分がどう動かなければならないのかを考えながら積極的に走り込む姿が見られた。
また、普段はあまり使うことの無い楕円形のボールにいち早く慣れようと、休憩中でも、パス練習をする積極的な受講生が多く、できない事に対して、それを克服しようとする気持ちが前面に出ていた。
プログラムを通して、基本的動作やチームの中での動き。そして、今後、教えて頂く、より専門的な技術を身に付けると共に、受講生自身のコーディネーション能力を高めていってもらいたい。