2015年9月25日金曜日

知的能力開発・育成プログラム 「修了生講話」


 9月19日(土)アクシオン福岡にて、4人の修了生を招いて「修了生講話」が行われた。
 はじめに、真のアスリートになるための「フェーズ(段階)」についての説明があった。今、地域タレント生はトップアスリートへの挑戦段階である。アスリートとしての決意段階である次のフェーズに進むために何が必要かということを、ジュニア世代で活躍するする4人の修了生、大門千紗選手(6期生・日田林工高校)、梶原大地選手(5期生・祐誠高校)、平井杏奈選手(5期生・祐誠高校)、足立咲輝選手(3期生・九州国際大学)から、ディスカッションを通して語ってもらった。4人の修了生は、このフェーズに至るまでどんな努力をしてきたか、競技選択や怪我等で何度も悩みその時どう乗り越えてきたか、そして現在の競技についての喜び、今のうちに身につけておくべき力について伝えてくれた。
 修了生は、受講生に近い存在であり、同じような悩みを抱き、克服してきた存在である。ディスカッションの質問の際には先輩たちから少しでもヒントをつかもうと、受講生から多くの手が挙がった。


Q日本一になるために心掛けていたこととは
→常に身近な目標を持ち、紙に書いて、決めたからにはやり通すこと。
→親の支え、恩師の支えに感謝し、周りの人を大切にする気持ちを常に忘れないこと。
→常に頭の中で良いイメージを描くこと。

Q適性のある競技に転向をする際の心境はどうだったか
→今まで一緒にやってきた仲間と離れ、別の道を進む不安があったが、世界を目指したいという意志が強かった。
→世界を目指すのに不安などなく「やってやる!」という気持ちが強かった。

 今回のプログラムでは、修了生講話の前に、世界や日本トップクラスのアスリートが使用している味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で、全国の地域タレント生が集まる研修会に参加した4人の受講生Jr.1年飯田健介 山本凌駕 平田唯花  Jr.3年樋口愛莉による報告会も行われた。NTCだけでしかない器具を使用してスポーツを行ったり、エリートアカデミー生の練習風景を見たりなど貴重な体験や測定会を通して、他県のタレント生と比較した自分たちの現状を踏まえることや、さらに上を目指して今以上努力する必要があるということを受講生全員の前で発表した。

 
 今回のプログラムで、世界に向かう受講生の歩みがさらに加速していくことを期待している。

Jr.3年樋口愛莉によるスピーチの様子
大門千紗選手(6期生)

梶原大地選手(5期生)
平井杏奈選手(5期生)
足立咲輝選手(3期生)
ディスカッションの様子