2015年9月16日水曜日

Jr.能力開発・育成プログラム「ボクシング」

 9月12日(土)福岡県立太宰府高等学校にて吉住康史氏、柴田裕史氏、豊田大氏、服部泰弘氏、田中較規氏(福岡県ボクシング連盟)の5名の指導者により、7回目のプログラムが行われた。
最初にウォーミングアップとして、縄跳びやタッチゲーム、フットワークといったボクシングに必要な動きで体を温めた。その後は、各指導者のもとシャドウボクシングを行った。後半は、レフェリーもつけ本番同様の緊張感の中でスパーリングが行われた。リングに上がるまでに、自分自身の調整で気持ちを作る姿や、スパーリング中に、グローブの隙間から見られた真剣な眼差しは、これまでのプログラムで学んできた積極性やチャレンジしようとする強い思いが感じられた。スパーリングを行わない人も、指導者や、アシスタントの高校生に積極的に声をかけ指導を仰いでいる姿がみられた。
 プログラム終了後に「今日、自分をアピールできたと思う人」と尋ねると全員から手が挙がった。この7回のプログラムを通して、身体面では敏捷性を中心とした能力向上がみられ、精神面では、「積極性」や「アピール」そして、「チャレンジする」といった気持ちの面が大きく成長したと感じられた。今回学んだ事を是非、今後のプログラムや自身の競技に、大いに生かして欲しい。