2014年12月30日火曜日

冬季競技集中合宿4日目(12月29日)

 本日は、午前中にJr.スキー検定、午後からはクロスカントリーを行い、夕食の後、夜はスキージャンプに取り組みました。
 Jr.スキー検定では、前日の練習タイムを参考に自分が受ける階級を決めて臨みました。検定は2回で、良い方の記録が採用されますが、全員が失敗を恐れずに果敢にコースを攻め、挑戦する姿勢で取り組むことができていました。
 クロスカントリーでは、アルペンスキーとは道具も滑り方も違うため、全員がゼロからのスタートであり、アルペンスキーでは目立たなかった受講生が活躍する機会ともなりました。練習を経て行われたタイムトライアルでは、1人でも前にいる人を追い抜こうと全員が汗だくになりながら最後まで懸命に競っていました。結果、アルペンでは中々力が出せなかった子どもたちが、持久力等の得意の能力を活かしながら上位に食い込む結果となり、自己の能力に応じた競技を選択することの意味を感じた瞬間でした。
 最後にナイターで実施したスキージャンプでは、全員で目標を「全員が1番高いジャンプ台に挑戦する」と設定してスキー会場に乗り込みました。最初は予想以上の高さにみんな戸惑っていましたが、1人が勇気を持って挑戦し成功する姿を見て、次々に挑戦者が増えていきました。成功して歓喜をあげる子、恐怖心から、また失敗した悔しさから涙を流す子、中には転倒しながらも、明るく元気に駆け寄り、もう1回いいですか!と言う子もいました。気づいてみれば、全員が挑戦しており、一人一人の恐怖を乗り越える努力により、全員で立てた目標を達成していました。
本日をもってスキープログラムが終了し、明日は早朝から長時間の帰路に入ります。子どもたちは、沢山の経験と保護者へのお土産話を持って福岡に帰ることを楽しみにしています。最終日、最後まで安全に、成長する機会を大切にしながら、福岡を目指します。

検定について(Kids5年 水口華緒)
 午前中検定を受けました。2級、3級に分かれて受けました。ほとんどの人が受かることができたのでよかったです。そしてみんなスキー最終日で全てを出すことができました。スキーはとても楽しかったです。

検定について(Kids6年 正路晃大)
 Jr.スキー検定で3級を受けるつもりでしたが、先生から2級を受けてみないかと言われ2級を受けました。2級を受けてみると最初は順調でしたが、ゴールを間違えて2級を合格することができませんでした。とても残念です。また機会があれば挑戦して合格したいです。

検定について(Kids6年 落合ほたる)
 私は3級を受けました。曲がることが苦手なので不安でした。でも先生からポールの近くを通れば必ずスピードが出て、いいタイムがでるよと言われたので意識してやりました。本番2回で、1回目は自信を持ってすべれました。けれど2回目は転び、いいタイムはでませんでした。合格者発表の時、名前が呼ばれるかどうかとても緊張しました。でも呼ばれた時はとてもうれしくて忘れられないものになりました。だからこれからもこんな経験ができるように他の競技も頑張ろうと思います。

クロスカントリーについて(Kids5年 大内田陽冬)
 クロスカントリーは思った以上にあつくて疲れました。クロスカントリーの板は自分の足くらいの幅しかなくてたくさんこけたけど、最後まですべれたのでよかったです。また機会があったらやってみたいです。

クロスカントリーについて(Kids5年 田中美優)
 今日はクロスカントリーがありました。クロスカントリーではいたスキー板とスキー靴は両方とも軽くあまり動きやすくありませんでした。初めはすごくすべってうまくすべれませんでした。でもすべっていくにつれてだんだんすべれてきました。最後にタイムレースがあって11分45秒で悔しかったけど、いい経験ができたのでよかったです。これからのプログラムに活かしていきたいです。

クロスカントリーについて(Kids5年 瀬川咲新)
 今日はクロスカントリーがありました。普通のスキー板とは違ってかかとは固定されていませんでした。最初は溝のところしか行けなかったけど、最後の方は普通の場所でも行けるようになりました。タイムレースになるとみんなが敵になると争いました。前の人は、絶対に抜く!という気持ちでいくと本当に抜けました。タイムレースでは自分の成果を発揮できたと思います。今日学んだことを次に活かし、最終目標であるトップアスリートという夢につなげていきたいです。

スキージャンプについて(Kids5年 川村竜也)
 ぼくは、スキーの中で1番やりたかったスキージャンプで最初はこわくて1番高い場所をバランスが悪くてこけてしまったから、そこを意識してみました。そうするとバランスがとれて着地することができました。だからこれからはうまくいかなかったことを意識してなんでもできるようにしたいです。

スキージャンプについて(Kids5年 中山花のん)
私は事前研修の時にスキージャンプの動画を見て意外に簡単そうだなと思いました。でも実際にスキー場に行ってみて、とてもこわそうで、絶対に高いところからとびたくないと思いました。でも5年生の男子が高いところからとんで、着地したところを見て絶対にとんでやると思いました。1回しかとばなかったけど、ひざがふるえて緊張しました。着地は止まることができなかったけど、チャレンジすることができました。これは自分にとって大きな1歩です。今日した経験は、一生忘れないと思います。この経験をこれからのプログラムに活かしていきたいと思いました。

スキージャンプについて(Kids5年 平田悠翔)
 今日ぼくはジャンププログラムで長いかっそうろをすべってとびました。最初は転んでしまったけど、2回目、3回目はしっかりとぶことができました。その時はとてもうれしかったです。正直とんだときは覚えていません。かっそうろの時はすごく速くてこわかったけど、とんだ後はすごく気持ちよくてガッツポーズがでてしまいました。その後、はじめすごくこわかったのにとべた自分に感動しました。だからこれからもその勇気を活かしていきたいです。