はじめに、トレーニングの原理・原則に基づいたトレーニング計画を立てる際のポイントについての講義があった。トレーニングには競技力を向上・安定させる、ケガを予防する等の目的があり、準備期から試合期といった期分けや、実施競技に応じて運動の強度・量・エクササイズの順序・休息時間・頻度を考えて計画する必要があると話された。
後半は、試合でベストパフォーマンスを発揮する為のコンディショニングを紹介していただいた。試合直前のウォーミングアップや試合や試技間に行うべきコンディショニングとして、筋肉をゆるめる静的ストレッチよりも、筋肉を温め、間接の可動域を広げる「ダイナミックストレッチ」が効果的であることや筋肉の状態を理解し、目的に応じたトレーニングを実践することが大切であるとアドバイスいただいた。
最後に大音氏から「また、ただメニューをこなすのではなく、何故そのような方法で行うのかという理由を考え、自分に合ったトレーニング方法であるかを見直し、改善できる技術を身につけてほしい。」とのメッセージをいただいた。
肩周りの可動域を広げるダイナミックストレッチの様子 |
股関節周りの可動域を広げるダイナミックストレッチの様子 |