2016年5月6日金曜日

Jr.知的能力開発・育成プログラム「フィジカルコンディショニングプログラム①」

 4月30日(土)アクシオン福岡にて、理学療法士の大音 樹氏(医療法人清家渉クリニック)を講師にお招きし、Jr.対象「フィジカルコンディショニングプログラム①」(全3回)が行われた。
 はじめに、パフォーマンスを最大限に高めるために身体的な準備を整えるコンディショニングの重要性について講義を受けた。スポーツを行う際、日常では行うことがないような全身を使った動きが求められるため、柔軟性や体幹力が十分でないと負担が身体に蓄積され、ケガのリスクを高めることがある。そこで、身体のダメージに早く気づくよう、自分の身体の特徴を知ることが基本であり、そのためにも定期的にセルフチェックを行う必要性を学んだ。
後半の演習では、自宅で行える柔軟性のチェックや身体のゆがみのチェック、体幹力のチェックを実践した。柔軟性に課題がある受講生もみられたが、今回は「できるか」「できないか」を知るだけでなく、日頃から自分でコンディショニングすることの重要性とその方法を学ぶことが第一の目的であった。
 一流選手は、自己管理の達人である。つまり、他人に頼らず自分自身でコンディショニングができる人である。今回のプログラムで実践したセルフチェックを習慣化し、自分の身体を知ることで日々のストレッチやトレーニングを見直し、これからの競技力の向上につなげ、一流選手に一歩ずつ近づいてほしい。


(もも裏の柔軟性チェック)



(腰回りの柔軟性チェック)