始めに守美穂子氏より、ウエイトリフティングは、どのスポーツにも活かせる動きが多く、更に、怪我の防止や骨密度・瞬発的な筋力(ジャンプ力等)の向上、体幹の強化など、パフォーマンスを向上させる動きが多くある。
また、クイックリフト(ウエイトなどの負荷を瞬時に持ち上げ、次の瞬間に力抜いて下ろす動き。スナッチ・クリーン・ジャーク)に関しては、トップアスリートが注目し実践しており、筋力アップや筋肉の調整に効果があると話された。
プログラムでは、基本の姿勢(S字の姿勢)を意識しながら、クリーン&ジャークに取り組んだ。最初は分解動作①デットリフト(膝下から腰まで)②ハイクリーン(腰から肩まで)③プッシュジャーク(肩から頭上へ)を練習し、その後クリーン&ジャークの動きを完成させた。
スナッチ(シャフトを少し広く握り、上記①~③の動作をすばやく行う)では、それぞれの動作で怪我をしないための正しいフォームのアドバイスを頂いた。
受講生の中にはフォームを意識しながら、積極的に負荷を上げチャレンジする姿が見られた。
瞬発力の向上や体幹の強化など、様々な競技に繋がるウエイトリフティングの動作を正しく身に付け、今後のプログラムや競技パフォーマンスに繋げていって欲しい。
クリーン&ジャーク
スナッチ動作中