2015年8月21日金曜日

Jr.夏合宿

 8月13日~14日の2日間、アクシオン福岡にてJr.夏合宿が行われた。
開講式では「日本代表を決める合宿で常に見られていると考え、自分の強みを全力でアピールして欲しい」と説明があった。  
受講生からは、思い思いの真剣な表情や雰囲気が感じられた。
 初日のSAQトレーニングでは、自分の体を上手くコントロールするといった事に苦戦している受講生も見受けられたが、今後トップアスリートを目指す上で頭で考えた動きを、実際の体で表現できるといった能力は、必要なことであり武器になる事ではないだろうか。SAQトレーニングも合宿の時だけで終わるのでなく、普段の自主練習から出来る内容が多くあり、自身で積極的に取り入れ、能力の向上に役立てて欲しい。
 今回の合宿で初めて「食育プログラム」も組み込まれ、講師には小清水氏(大妻女子大学教授)をお招きし、水分補給の講義やバイキング実習などの実践を交えたプログラムを実施し、実践力を培ったのではないだろうか。
 初日最後のプログラムは、翌日の測定までの過ごし方を各自プランニングするといった、アスリートならではの実践力を養うプログラムも組まれた、各自ベストパフォーマンスを出す為に、様々なプランを考えていた。今回の経験が今後の競技生活において一つのプランになるのではないだろうか。
 2日目の運動能力測定(25m走、垂直跳び、6秒間・3分間ワットバイクテスト)の3分間のワットバイクテストで自分自身を追い込み漕ぎ終わった後には、全力を出し切りフロアに倒れ込む受講生の姿も見られた。今回測定で自己記録を出せた受講生や出せなかった受講生も再度プランニング方法を考え、今後の更なる記録向上につなげる実践力をつけていって欲しい。
 閉講式では、1泊2日の合宿で実践力を活かす場面や、記録向上を狙い自分自身を追い込む場面などを通して、受講生自身の強みやアピールポイント、また課題点も各自わかり、より成長した姿が見られた。また、今回の合宿のように各自プランニングする機会もこれから更に増えて来るため、是非とも今回の経験を次回以降にも繋げていける事を期待している。