2015年8月5日水曜日

Kids能力開発・育成プログラム「タグラグビー」

 8月1日(土)、福岡県立須恵高等学校にて森田建氏、結城利治氏(福岡県ラグビーフットボール協会)を講師に招き、第5回目のKidsタグラグビープログラムを行った。
今回でタグラグビープログラムは最後であったため、ゲームをメインにしたメニューが組まれた。これまでに何度も「声を掛け合うこと(コーリング)の大切さ」について森田氏から指導があった。そのため今回のプログラムの中では、受講生同士で声を掛け合い、一人ひとりがチームに貢献しようとする姿が見られた。また、試合の合間にチームメイトで反省を行い、チームの作戦や動きを積極的に意見し合う姿も見られた。これまで様々なプログラムを受講してきたが、どのプログラムにおいてもコミュニケーションや声かけが課題に挙げられていた。しかし、このタグラグビープログラムを通じて、コミュニケーション能力や周りへの声かけの面で大きく成長した受講生を数多く見ることができた。技術面だけでなく、周りへの声かけなどのコミュニケーション能力の面で成長できたことは、今後のアスリート人生を送る上で、大きな財産となるだろう。
プログラム終了後には、森田氏から「これまで指導してきた中で1番楽しかった。初めてもっとタグラグビーを教えたいという気持ちになった。」という最高のほめ言葉を頂いた。「指導者がもっと教えたくなる選手」これは、kids受講生が目指す選手像の一つである。
このタグラグビーで成長できた面をここで終わらせるのではなく、今後のプログラムはもちろん、日常生活も活かすことができるようになることを期待している。