2015年12月30日水曜日

北海道合宿5日目(12月29日)

 最終日は、バスに4時間半、飛行機に3時間近く乗り福岡へと帰って来ました。家族と離れ、北海道という遠い地での5日間の合宿を終え、疲れた表情をしながらも後ろ姿が頼もしく感じることができました。それはきっと、合宿をやり遂げた達成感、エアリアルやジャンプで恐怖心に打ち勝ち挑戦することができたという自信、自分のことは自分でできるという自立心等が今まで以上に芽生えたからではないでしょうか。足が深く埋もれてしまうほどの雪道や吹雪という厳しい自然環境の中でのプログラムにおいて、弱音を吐く受講生は1人もいませんでした。
 この合宿を通して自信をつけたこと、悔しかったことが受講生それぞれあるはずです。北海道という地での合宿は終了してしまいましたが、この合宿での想い、感じたこと、経験を受講生自身がトップアスリートになるために活かし、成長へと繫げることができるのかがとても大切です。
 合宿を実施するにあたり、北海道でお世話になった方々、共に頑張った仲間、家族という多くの人々の支え、協力があって無事に終了することができました。受講生にはこのことをしっかりと頭に入れ、感謝の気持ちを忘れないで欲しいと思います。
 新年、1月9日のプログラム、そして、今後の受講生の姿がとても楽しみです。

【伝える】プログラム⑤

テーマ:スキー合宿を通して成長したこと 

Kids5年 浦浜 未夢
 私がスキー合宿を通して成長したことは、あいさつです。最初は周りの人に自分から進んであいさつがあまりできなかったけど、スキー合宿では、たくさんの人に積極的に自分からあいさつをすることを意識してすると、できるようになりました。これからも続けていきたいです。 

Kids5年 川嶋 愛音
 私がこの合宿を通して成長したことは、緊張を楽しむことです。検定などで、すべる前はとても緊張したけど、始めると楽しくなり緊張がとけて、勇気へと変わりました。
 このことを、私がしているソフトボールでも出来るようにしていきたいです。

Kids5年 古沢 日菜乃 
私は、この合宿を通して、成長したところはたくさんあります。特に私は、積極的になりました。この前までは自分から質問をしていなかったけどこの合宿を通して積極的に自分で質問をできるようになったからです。この成長を、これからの日常で活かしたいと思います。

テーマ:スキー合宿について

Jr.3年 碓氷 衣織
 私は小学校5年生の時から美深にお世話になってきました。スキー、エアリアルに魅せられたのは、毎年合宿に参加させていただいている私を温かく受け入れ、指導して下さっている美深の先生方のおかげです。美深やタレントの先生方、両親、仲間などへの感謝を忘れず、この競技で世界を目指していこうと思います。


アルペンスキー検定会直前 緊張した表情の受講生

アルペンスキー検定会 順番待ちの様子

エアリアルスキー Jr.3年 碓氷 衣織さん

ジャンプ直前

合宿終了前 真剣な表情でスタッフの話を聞く様子

北海道合宿4日目(12月28日)

 4日目は、午前中にアルペンスキーの検定会が実施されました。昨日の検定会の説明を受け受講生自身が受ける級を決定し、コース状態による標準タイムを切ることができれば合格というものでした。3級と2級を選択できる中で、受講生全員が2級を受けるという挑戦する姿がありました。今までなかなか挑戦することができなかった受講生が、自分自身で難しい級を選択し、合格に向け努力する姿は感極まるものがありました。残念ながら結果は全員が合格とはなりませんでしたが、高い目標を達成するために努力したことは受講生にとって自信へとつながったと思います。
 午後からは、エアリアルスキーを実施しました。エアリアルスキーでも検定会が実施され、どの受講生も難易度の高い技に挑戦する姿がみられました。
 そして、今回の合宿の集大成、ジャンププログラムを実施しました。これまで経験したことのない高さのあるジャンプ台を目の前にした受講生からは、不安そうな表情がうかがえました。しかし、プログラムが始まると、その不安な表情も吹き飛び、果敢にジャンプ台へ挑戦する受講生の姿がありました。中には、着地に失敗し、斜面を転げ落ちる受講生もいましたが、すぐに立ち上がりジャンプ台へ行っていました。
 4日目のプログラムは“挑戦”ということがポイントでした。今回のプログラムで受講生自身が高い目標を設定し、挑戦できたことは、これからの競技生活に活かすことができると信じています。合宿も残すところ、明日だけとなりました。最後の最後まで気を抜かず、トップアスリートとなるために成長してほしいと思います。

【伝える】プログラム④

テーマ:SAJジュニア検定について
 
Kids5年 池田 瑞紀
 私は何でもまず挑戦することが目標にあったから、2級に挑戦しました。バッジテストでは、合格できなかったけど、ポールのギリギリを通ったり、スキー板を平行にできたので悔いはありません。福岡県に帰っても挑戦する気持ちをいつでもどこでも持ち続けます。

Kids5年 上田 りお
 SAJジュニア検定では、全員が2級を受け、結果は私は受からず、2人だけしか受からなかったけど、全員が目標を高くしてすべれたので良かったです。私は1回目の検定ではゆっくりしてしまったけど、2回目は、自分の持っている最大限の力を出してやりました。このSAJジュニア検定をしたことで成長することができました。だから良かったです。

Kids6年 梅田 珠希
 私は、SAJジュニア検定で多くの事を学びました。その1つとして、チャレンジすることの大切さを学びました。私は最初、3級を挑戦しようと思っていました。でも、せっかく来たのもあり、2級にしました。結果は不合格でしたが、このチャレンジできた自分に自信を持ってほかのスポーツに活かしていきたいです。

テーマ:エアリアルスキープログラムについて

Kids5年 北浜 琉星
 ぼくはエアリアルのまずは7級を飛ぶだけをしました。最初は重心が怖くて後ろにいってこけてしまったけど、いっぱいすべったので怖くなくなってきました。そして本番で6級を受けると成功したのですごくうれしかったです。5級を次は受けました。でも失敗しました。でも自分から積極的に飛ぼうとしたことで自信を持てました。

Kids5年 染谷 陽菜
 私は最初、恐くてしっかり飛ぶことができませんでした。でも、数をこなすことで、なれてきて着地までできました。飛ぶときに一番気をつけたことは、重心のかけ方です。飛ぶ前も着地も前に重心をかけるようにしました。日ごろ体験できないことがとても良い経験になり、自分に自信がつきました。この経験をこれからつなげていきたいです。

Kids5年 高野 凛音
 私は、エアリアルスキーに挑戦して1回目は怖くて重心が後ろにいって手をついてしまったけど、2回目からは楽しくなってどんどん飛べました。飛ぶときに1番気をつけたことは、手を前に出して重心を前にすることです。エアリアルスキーに挑戦できたことでチャレンジする心が成長できたと思います。なので、これから他のスポーツをする時怖いことがあっても、積極的にチャレンジしてきたいです。

テーマ:ジャンププログラムについて

Kids5年 高須賀 瑠南
 私は、ジャンププログラムで一番高いジャンプ台を飛べませんでした。いこうとしたけど、こわくて、なかなかいけなくて、そのまま終わってしまったので悔しかったです。この悔しさを忘れず、これからスポーツをがんばっていきます。


Kids5年 広津 愛
 私は今日、ジャンプに挑戦しました。ジャンプ台は、エアリアルの台より何倍も高かったです。最初は、とってもこわく、全然できなかったけど、下川町のみなさんがはげましてくれて、飛ぶことができました。結果は転んでしまったけど、このこわさと勇気を忘れずに、今までできなかったことに挑戦したいです。

Kids6年 敷島 一美
 私は、ジャンプを飛んで、最初は本当に飛べるか不安だったけど意外と飛べたのでうれしかったです。でも、1番上の飛ぶ場所では、こけてしまいました。だけど、着地は失敗したけど、またチャレンジしたことが成長できたと思いました。これからは失敗を恐れずチャレンジしたいです。

検定会の様子

検定後の集合写真

エアリアルスキー検定会の様子

       

2015年12月28日月曜日

北海道合宿3日目(12月27日)

 昨日は、基礎スキープログラムの2日目が実施されました。グループに分かれての指導を受ける中、1日目よりも速いスピードで滑り、スピードにのったままターンをする姿、新しい滑り方を習い、チャレンジしている姿がみられました。また、今日の検定会に向けて、講師の先生にアドバイスを求めて取り組み、自主練習では、寒さで顔を赤くしながら時間いっぱい何度も滑っていました。一生懸命取り組む受講生の姿に、講師の先生方もつきっきりで指導をして下さっています。4日目のプログラムでは、検定やジャンプがあります。「失敗するかもしれない」「恐い」「自分にはできない」など、自分の気持ちに負けず、思いっきりチャレンジして欲しいと思います。

【伝える】プログラム③

テーマ:基礎スキープログラムについて 

Kids5年 藤本 竜飛
 今日、パラレルターンを習いました。最初はこけてばかりであまりできなかったけど、自分で練習をしてコツをつかみました。コツは、スピードにのって行きたい方向を向くことです。今までのスキープログラムで学んだことを活かして、明日、2級に合格したいです。

Kids5年 林 千尋
 私が基礎スキープログラムで学んだことは、曲がるときに、曲がる足に体重をかけて外側の足に体重をかけてまわることです。それと、先生からのアドバイスで、こわがらずにしなさいと言われたので、自分の弱い気持ちに負けずに明日の検定や、ジャンプなどでも活かしたいと思います。

テーマ:検定会に向けて

Kids6年 吉安 太一
 ぼくは、検定会で2級を受けることにしました。今日の練習では、足を平行にしてターンをするパラレルターンを習いました。ポイントとしては、外側の足に力を入れること・スピードにのることです。思った通りに滑ることができました。
 明日の検定では、緊張を楽しんで平常心でのぞみ、絶対に合格します。

Kids6年 白石 誇一郎
 ぼくは、今日検定会に向けてターンの練習とターンの小回りの練習をしました。コツは、回る反対側の足に力を入れることによってターンができます。小回りは1・2のタイミングをとってターンと同じようにやることです。
 今日習ったことを明日の検定会に活かして合格します。

テーマ:自主練習を通して

Kids5年 宮﨑 孝司郎
 今日ぼくは、明日の検定に備えて個人で速さ・正確さを中心に自主練習をしました。スピードにのったターンや、みんなで林の中をスキーで駆ける動きもしました。
 明日2級の検定を受けるので、今日やったことをいかして合格します。

Kids5年 江口 美颯
 私は、ターンをする時に右足ばかり力をかけているので、左足も力を入れる練習をしました。少し左足も力が入ってきたのでバッジテストに向けて、ターンを速すぎず、遅すぎずに本番に向けてターンの仕方を1から順に見直していきたいです。

 今日は予定通り、美深町と下川町のスキー場でプログラムが実施されます。検定会、エアリアル、ジャンプと、特に「挑戦」するプログラムが実施されます。恐怖心、緊張により思い通りにできないこともあるはずです。ですが、自分を成長させるための北海道合宿です。諦めずに挑戦し続けることを期待しています。

講師の先生の後を滑り降りる様子

基礎スキープログラム終了 
受講生代表挨拶 Kids5年 宮﨑 孝司郎君

昼食の様子

昼食の様子

2015年12月27日日曜日

北海道合宿2日目(12月26日)

 2日目は、予定していた美深スキー場から音威富士スキー場に変更となり、スキープログラム②③を実施しました。美深スキー連盟の方々からのご指導の下、今まで以上の技術習得をすることができ、成長を実感した受講生からは、自信に満ち溢れる表情がうかがえました。4日目の検定に向け、さらに努力をしてほしいと思います。
夜には、レセプションパーティー(歓迎交流会)に招いていただき、全日本スキー連盟、美深スキー連盟、BIFUKA AIR FORCEの方々と交流をしました。逸見佳代氏(トリノ五輪エアリアル日本代表)と交流する時間もあり、受講生は積極的に質問やコミュニケーションをとる姿がみられました。この貴重な経験で得た知識を残りの合宿や今後の競技生活に活かしてほしいと思います。

【伝える】プログラム②
テーマ:基礎スキープログラムについて  

Kids5年 田中 大輝
 今日、初めて雪の上でスキーをしました。基礎スキープログラムの最初は八の字ターンのとき、外側に力を入れることです。そういう基礎をしっかり身につけられることでいつのまにかすべれるようになっていました。最後は検定で合格したいです。

Kids6年 太田 歩
 基礎スキープログラムは、基本的な動きだけど、ブレーキをかけることが特に難しかったです。カーブやブレーキのコツをつかんでくると少しずつバランスがとれはじめ、スキーがとても楽しかったです。明日も、もっともっとコツをつかんで28日の検定では必ず合格します。

Kids6年 平方 滉一
 今日はターンの練習をしました。最初は八の字にしてターンしていました。でも、パラレルターンという少しむずかしいターンに挑戦しました。スピードが速く、こけそうになりました。だからもっと練習をして検定で2級に合格したいです。

テーマ:レセプションパーティーについて

Kids5年 鬼木 健太
 今日はレセプションパーティーがありました。オリンピアンの方や美深スキー連盟の方たちとごはんを食べてその人たちにスキーの技などくわしく聞きました。
 ターンをするときのストックの位置を聞いて、肩よりも少し前に出してすべることなど教えてもらいました。教えてもらったことをこれからのスキーでいかしていきたいです。

Kids5年 板橋 杏
 レセプションパーティーに参加して、多くの人と交流ができ、いろんな話をすることができました。スポーツに関することでは365日全部練習という事を聞き、自分のためになることを多く聞くことができました。自分のためになる有意義な時間を過ごせたのでこれからこのことを活かします。

Kids5年 小宮 彩蒼
 私はレセプションパーティーで学んだ事がたくさんあります。積極性や自分で行動する力などです。自分から積極的に質問や話に入っていけて話を聞き、特に印象に残ったのは、“みんなを笑顔にする”ことです。たくさんの人を笑顔にするために、まずは自分から笑顔をつくることを意識したいです。それ以外にもたくさんの学んだ事を活かしていきたいです。
 

 3日目も、積雪状況により音威子府村のスキー場でプログラムを実施します。4日目には、アルペンスキーの検定も控えているので、今日のプログラムでさらに成長する受講生の姿を期待しています。
指導受ける様子 

ターン練習

 レセプションパーティー受講生代表挨拶
Kids6年 吉安 太一くん

 交流会の様子


2015年12月26日土曜日

北海道合宿1日目(12月25日)

 19時頃に美深スキー場に到着し、受講生は9時間という長時間の移動時間に疲れも見せず、スキー慣らし(スキープログラム①)が実施されました。
 スキー慣らしでは、傾斜を真っ直ぐ降りたり、ターンの方法を教えていただきました。1回でも多く滑ろうと、降りてきてはすぐに登っていく受講生の積極的な姿がみられました。恐怖心や自信の無さから消極的になっている受講生もいます。この時点で、「自分を変えること」に大きく差が開いています。時間は限られているので失敗を恐れず、どんどんチャレンジして欲しいと思います。

【伝える】プログラム①
テーマ:この合宿にかける想い・目標
  
Kids5年 﨑村 侑永
 ぼくはこの合宿の目標は、自分のことは自分でやる。当たり前のことだけどできず、人にたよってばかりだった。それがくやしかった。だから、合宿で5日間完ぺきに自分で何でもやり、帰っても継続できるようにする。

Kids5年 吉村 勇気
 ぼくはこのスキー合宿を通して、アピール・技術・積極性・人間性の4つを上達させたいと思います。
 スキーはめったにしないスポーツなので、スキーだからこそ学べることがあると思います。そして福岡に帰ってきた時には、この4つ以外にも変わったことを日常で活かしたいです。

Kids5年 井口 陽南
 わたしの合宿の目標は、ジャンプの検定で3級はとれるなりたいです。そのために、練習のときにこわがらずにがんばりたいです。高い所が少し苦手だから、こわがらずにがんばります。

Kids5年 垣田 真穂
 絶対に3級をとる、という目標です。そのためには、自分から先生に進んであいさつをしたり、積極的に聞いたり、自分を信じてやりたいと思います。ジャンプには恐怖心をもっています。だから、自分が飛べると信じてチャレンジしていきたいです。

Kids5年 鈴木 聖菜
 私はいつもみんなにたよったりするので、合宿では自分から積極的にしていきたいです。合宿の目標は、何事もちょう戦し、先生から教えてもらったことはすべてできるようになりたいです。私は、スキーが初めてでとてもどきどきしているけれど、検定では2級を合格したいです。

 2日目は積雪の状態で予定が変更になり、音威子府(おといねっぷ)のスキー場での基礎スキーを行い、夜には、レセプションパーティーもあります。1日目よりも2日目、更なる変化を期待しています。

千歳空港からの移動の様子

受講生代表挨拶 Kids5年 江口 美颯さん

スキー慣らしの様子

2015年12月25日金曜日

北海道合宿「千歳空港到着」

   福岡空港の混雑で出発時刻が予定より少し遅れましたが、無事に千歳空港に到着しました。受講生は−2℃の寒さと雪景色に驚いています。
   現在、バスで美深町へ向かっていますが、高速道路が雪のために速度規制されており、到着は19時頃になりそうです。

全国マシンローイング大会 福岡大会

  12月23日(水・祝)遠賀体育センターにて第28全国マシンローイング大会 第11回福岡大会が開催され、受講生8名が参加した。最初に修了生およびボート部高校生の協力のもと、フォーム等アドバイスを受け、中学生の部2000m、小学生の部1000mのレースに挑んだ。
大会結果は中学生男子 Jr.1年遠矢陸人くん7分40秒2ミリ、中学生女子 Jr.2年松田京子さん8分12秒1ミリ、小学生 Kids5年鈴木聖菜さん4分58秒3ミリの記録で優勝を飾った。
 初出場のJr.1年 村山貴亮くんは、「1日を通して技術を習得し、最後の団体戦では身につけた力をしっかり出し切ることができた。」と感想を述べた。
   今回、日本ボート協会によるトライアウトも同時に開催された。競技を越えた多くの選手が集まる中、参加した受講生は自分自身の可能性にチャレンジするとともに、ボート競技について深く知ることにつながる良い機会となった。
4期修了生 立花さんに指導を受ける様子 Kids5年鈴木さん



個人戦の様子 Jr.1年 遠矢くん

団体戦の様子