2014年8月31日日曜日

アーチェリー体験教室(8月31日)

 8月31日(日)、県立柏陵高等学校にて福岡県アーチェリー協会による「アーチェリー体験教室」が実施され、Fukuoka Kids、Jr.の8名が築地和也氏と白附亮氏に御指導いただいた。プログラム内容 ①プログラムの確認 ②アップ ③射型の確認 ④実射 
 Kids5年 高岡 亜生
「弓の引き方や、ねらい方を教えていただき、それをやってみてフォームをきれいにして矢を射ることができるようになった。」
 Jr.1年  神谷 拓
「今日は6回目の参加で前回より確実にうまくなっていると実感できた。」
 Jr.2年  矢原 七海
「講師の方々に細かいことをたくさん教えていただき、それを次のアーチェリープログラムに活かせるように毎日のゴムチューブのトレーニングで行いたいです。」
 2時間の今回のプログラムで、アーチェリーという競技の奥深さにふれた参加者は、有意義な時間を過ごすことができていた。

 次回アーチェリー体験教室は、9月7日(日)柏陵高校にて開催予定。




2014年8月27日水曜日

【育成プログラムの自宅課題】 スクウェア四方位ジャンプ

【目的】
・瞬発力、下肢の筋力、敏捷性の向上。 
・素早く動作を切り替える変換能力やリズム能力等のコーディネーション能力の向上。 
【ルール】 
・45cm四方・高さ20cmの四側面を、枠の中央から四方向に両足でジャンプし2周する。 
・ジャンプ中に足が箱に触れると、その時点で終了とする。 
・スタートの合図までは、真ん中の位置で待つ。 
・5年生は11秒以内、6年生は9秒以内にできて合格とする。 
・1日に受けられるテストは1回とする。 
【テスト実施日】 
9月6・20日 
【その他留意点】 
・身体への負荷が高いため、練習の際は必ず準備運動を行うこと。また、ケガや騒音等に十分注意して行うこと。 
・ケガ防止のため、練習では高さや幅を調整しながら行うこととし、十分に広い場所を確保して行うこと。 

<実施方法> 
最初は前方向へ跳び、次は左右好きな方向へ跳んで1周し、反対方向にもう1周する。 
※例
中央→①→中央→②→中央→③→中央→④→中央→④→中央→③→中央→②→中央→①→中央                  
                        〈正 面〉

Kids 自宅課題合格者一覧

 8月23日(土)に、スタビリティー2回目の自宅課題テストを行いました。
 1位は前回と同様、大坪拓途くん、中西恵望さんが18回。その中、正路晃大くんは、前回の記録が5回でしたが、今回13回と8回も記録を更新し順位をあげています。他にも記録を更新し、順位を上げた受講生もいました。
 記録を更新するために努力し続けること、日々成長することはどの競技においても大切なことです。これからも自分の能力を高めながら、1位になることを目指し、練習に励んでいきましょう。


8月30日の連絡表

Kids能力開発・育成プログラム「タグラグビー」連絡(8月30日号)
■会  場:福岡県立須恵高等学校
■ね ら い:タグラグビーを通したコーディネーション能力の育成
■講  師:結城 利治 氏、森田 建 氏(福岡県ラグビーフットボール協会)
■流  れ
  1 ウォーミングアップ
  2 ランニングパス
  3 タグラグビー競技(ゲームの進め方・ルール)の確認
  4 ゲーム(3コートに分けて)
  5 クールダウン
■準備する物
シューズ(屋外・室内)、水分、ぼうし
■今回からゲームを通して、実践的なスキルを学びます。より高いスキルを身に付けるために、積極的なプレーでゲームに参加し、分からないことや疑問に感じたことは自分から講師の方に質問するよう心掛けましょう。
■次回連絡(9月6日)
○場所:調整中 ※「タグラグビー」プログラムの最終日となります。
○内容:タグラグビーを通したコーディネーショントレーニング 
★今回の自宅課題は、「スクウェア四方位ジャンプ」です。

Jr.能力開発・育成プログラム「ボクシング」連絡(8月30日号)
■会  場:東福岡高等学校ボクシング場
■ね ら い:ボクシングを通して、反射神経、筋持久力、リズム等の専門的コーディネーション能力の育成
■講  師:吉住 康史氏、古賀 大作氏(福岡県ボクシング連盟)
■流  れ
  1 BOXウォーク、タッチゲーム、ロープ
  2 フットワーク
  3 構え、構えからの前の手、構えから後ろの手、ワンツー
★ 自宅課題は、「縄跳び・サイドステップ・構え・ワンツー」とします。
★ バンテージの巻き方を復習しておくこと。
★ 体育館シューズ、縄跳び、多めの水分を持ってくること。
■次回連絡(9月6日)
○場所:福岡県立糸島農業高等学校ボクシング場
○内容:ボクシングを通したコーディネーショントレーニング

Jr.能力開発・育成プログラム「アーチェリー」連絡表(8月30日号)
■会  場:福岡県立柏陵高等学校アーチェリー場(福岡市南区柏原4丁目47-1)
■ね ら い:アーチェリーを通したコーディネーション能力の育成
■講  師:築地 和也氏、白附 亮氏(福岡県アーチェリー協会)
■持 参 物:水分、タオル、ゴムチューブ
■流  れ
  1 ウォームアップ
  2 フォーム確認
  3 10mシューティング
  4 クールダウン
★自宅課題は、ゴムチューブを使ってのフォーム練習です。
★プログラムの内容はシューティングの繰り返しになります。各自で課題意識をもって取り組みましょう。
■次回連絡(9月6日)
○場所:アクシオン福岡多目的アリーナ
○内容:アーチェリーを通したコーディネーショントレーニング

Jr.能力開発・育成プログラム「バスケットボール」連絡表(8月30日号)
■会  場:福岡教育大学・体育館(宗像市赤間文教町1-1)
■ね ら い:バスケットボールを通したコーディネーション能力の育成
■講  師:鈴木 淳氏、中原 健氏(福岡県バスケットボール協会)
■持 参 物:タオル、水分、屋内シューズ
■流  れ
  1 ウォームアップ
  2 基本練習
  3 ミニゲーム
  4 クールダウン
※1回目・2回目のプログラムで行ったコーディネーショントレーニングを行ってください。
※駐車場に入る時に受付が必要になります。(福岡県タレント発掘でお願いします。)
■次回連絡(9月6日)
○場所:メインアリーナ
○内容:バスケットボールを通したコーディネーショントレーニング 

2014年8月24日日曜日

夏合宿終了!

8月14日から16日までの3日間、アクシオン福岡においてFukuoka Kids・Jr.の夏合宿をそれぞれ1泊2日で行った。今年の合宿の目的は、数多くの勝負を通して、「勝負するために必要なこと」「自分の強み・弱み」を見つけることであった。
初日から休む間もなく様々な種目で勝負を繰り広げ数多くの感動場面を目にすることができた。その中でも、参加した全ての受講生が全力で自分の力を出し切り、勝負に挑む姿は、まさに、トップアスリートを目指すタレント生として相応しいものであったように感じる。
また、Jr.のプログラムにおいては、元陸上400mハードル選手でありオリンピアンでもある為末大氏を招き、「世界で戦う・競技選択」ということをテーマに講話していただいた。話の中では、為末さんの人生を振り返りながら、以下のようなことが大切であるということが伝えられた。
・「Mind Set」-自分がどんな常識に縛られているかを知る。
・世界で戦うために「達成の難しさ」「好きなこと」「できること」「なりたい姿」など、どんな価値観で生きていくのかという「軸」を決める。
・負けた後にどう対処するのか。
・チャンスが来たときに飛びつく姿勢。
さらに、育成プログラムの一つとして行った飛込競技では、初めは飛び込むことに躊躇していた受講生達であったが、次第に飛込の技能を獲得しながら恐怖に打ち克つ姿が見られた。
全ての受講生が、今回の様々な勝負やプログラムで学んだことを日々の生活にいかしつつ、トップアスリートに近づくための「覚悟」を固め、さらに努力し続けていくことを期待する。





アーチェリー体験教室(8月24日)

 8月24日(日)、県立柏陵高等学校にて福岡県アーチェリー協会による「アーチェリー体験教室」が実施され、Fukuoka KidsJr.の8名が築地和也氏と白附亮氏に御指導いただいた。そのうち、Kids5年の高岡亜生、長野萌優、Jr.1年の薄直輝は、アーチェリー初挑戦であったが、指導されたことを素直に聞きながら、一本一本集中して矢を射ることができていた。また、2名の先生方からは、アーチェリーでは、「動きの再現性」が最も重要であり、体幹の強さ、正しいフォーム、失敗を引きずらない気持ちの切り換え等が大切になるということも教えていただいた。
 次回アーチェリー体験教室は、8月31日(日)柏陵高校にて開催予定。



2014年8月20日水曜日

8月23日の連絡表

Kids知的能力開発・育成プログラム連絡(8月23日号)
■会  場:アクシオン福岡 多目的アリーナCD
■ね ら い:知的プログラムを通したコミュニケーションスキルとプレゼンテーションス キルの育成
■流  れ
 1 日常生活と競技生活の振り返り
 2 30秒スピーチ
 3 自宅課題テスト
★自宅課題テスト(2回目)
■次回連絡(8月30日)
○場所:福岡県立須恵高等学校
○内容:タグラグビーを通したコーディネーショントレーニング

Jr.能力開発・育成プログラム「ボクシング」連絡(8月23日号)

■会  場:福岡県立糸島農業高等学校 ボクシング場(糸島市前原西3丁目2−1
■ね ら い:ボクシングを通した反射神経、筋持久力、リズム等の専門的コーディネーション能力の育成
■講  師:吉住康史 氏、古賀大作 氏(福岡県ボクシング連盟)
■流  れ
 1 BOXウォーク、タッチゲーム、ロープ
 2 フットワーク
 3 構え、構えからの前の手、構えから後ろの手、ワンツー
★ 自宅課題は、「縄跳び・サイドステップ・構え・ワンツー」とします。
★ バンテージの巻き方を復習しておくこと。
★ 体育館シューズ、縄跳び、水分を持ってくること。
■次回連絡(8月30日)
○場所:東福岡高等学校 ボクシング場
○内容:ボクシングを通したコーディネーショントレーニング



Jr.能力開発・育成プログラム「アーチェリー」連絡表(8月23日号)

■会  場:福岡県立柏陵高等学校 アーチェリー場(福岡市南区柏原4丁目47-1)
■ね ら い:アーチェリーを通したコーディネーション能力の育成
■講  師:築地和也 氏、白附亮 氏(福岡県アーチェリー協会)
■持 参 物:水分、タオル、ゴムチューブ
■流  れ
 1 ウォームアップ
 2 フォーム確認
 3 5mシューティング
 4 10mシューティング
 5 クールダウン
★自宅課題は、ゴムチューブを使ってのフォーム練習です。実際のシューティングのときにフォームが崩れないように、注意点を意識して取り組みましょう。
■次回連絡(8月30日)
○場所:福岡県立柏陵高等学校 アーチェリー場
○内容:アーチェリーを通したコーディネーショントレーニング 

Jr.能力開発・育成プログラム「バスケットボール」連絡表(8月23日号)

■会  場:福岡市立和白丘中学校 体育館(福岡市東区和白丘3丁目13−1)
■ね ら い:バスケットボールを通したコーディネーション能力の育成
■講  師:鈴木淳 氏、中原健 氏(福岡県バスケットボール協会)
■持 参 物:タオル、水分、屋内シューズ
■流  れ  
 1 ウォームアップ  
 2 基本練習  
 3 ミニゲーム  
 4 クールダウン
★自宅課題はプログラムで行ったコーディネーショントレーニングを行ってください。
■次回連絡(8月30日)
○場所:調整中
○内容:バスケットボールを通したコーディネーショントレーニング

2014年8月17日日曜日

第4回自転車競技体験教室

 8月17日(日)、久留米競輪場にて福岡県自転車競技連盟による体験教室が実施され、Fukuoka Kids・Jr.の8名が手島又喜氏、山下秀房氏にご指導いただいた。そのうちKids6年の吉井陽哉、5年の水口華緒が初めての挑戦。最初はバンクの傾斜に戸惑いふらついていたが、すぐにイエローライン付近を走行することができるようになった。また、経験者の6名は、周回練習のときから課題意識をもち取り組む事ができた。
 今回、ガールズ競輪でデビュー以来破竹の17連勝の小林優香選手とお会いする機会もあり、世界で戦おうとしている人の体つきの凄さを間近で見ることができた。
 次回、9月21日(日)はJr.3年のトライアウトを中心に実施予定のため、体験教室は10月以降に実施される。

2014年8月16日土曜日

自転車競技 GIRL'S SUMMER CAMP 2014 後半

 合宿後半は、周回練習・スタート練習・登坂・タイムトライアル等のトレーニングと共に、様々なゲストによる贅沢なプログラムが行われた。
 4日目、この合宿経験者であり現在ナショナルチームの一員である石井貴子選手による講話。「覚悟」という言葉を何度も使われ、物静かな中に自転車に対する想いの強さが伝わってきた。
 5日目、常にトップで活躍されている加瀬加奈子選手が、実際に走りを披露し、気さくにサインやアドバイスに応じてくださった。午後は、国際自転車競技連合(UCI)ブライアン会長の講話。「世界で活躍するために必要なことは」との質問に対して、「才能(talent)とその才能(talent)を伸ばすことが重要」とのアドバイスをいただいた。
 6日目、サイモン選手(ニュージランド)がロンドンオリンピック銅メダリストの圧巻の走りを2度も披露してくださった。
 Cグループ(初心者)は、執行英三コーチ(福岡県出身)や沖美穂コーチ(元プロロードレーサー・オリンピアン)をはじめ日本競輪学校教官の方々を中心に、手厚くご指導いただき、事故なく終えることができた。この合宿の経験を活かし、適性・「talent」のある道を選択し、「覚悟」を決めたパスウェイを期待する。


2014年8月13日水曜日

平成26年度夏季合宿について

Kids
8月14日(木)
 13:20 集合(第3・4研修室)
 13:30 開講式
8月15日(金)
 15:30 閉講式(第3・4研修室)

Jr.
8月15日(金)
 11:20 集合(第3・4研修室)
 11:30 開講式
8月16日(土)
 15:30 閉講式(第3・4研修室)

Jr.「知的能力開発・育成プログラム」のオリンピアン講話
 講師:為末 大氏(株式会社R.project取締役)
  ※保護者の方もご自由にご参加ください。 

★開講式は、タレントTシャツを着用してください。
★持参物については事前に配付した実施要項を確認してください。
★縄跳び用の縄、水泳用具(水着、キャップ等)を忘れないようにしてください。
★各自で水分補給ができるように準備をしてください。

第17回アジア競技大会(2014/仁川)出場選手の副知事・教育長表敬訪問

  平成26年8月12日(火)福岡県庁にて、福岡県タレント発掘事業出身の髙嶋理紗選手と向江彩伽選手が第17回アジア競技大会(フェンシング)に出場することを、海老井副知事、城戸教育長に報告した。
 髙嶋選手は、「アジア大会という素晴らしい大会への出場が決まり、日本代表、タレント生の誇りをもって金メダルを目指したい。」と力強く抱負を語った。
 向江選手は、「アジア大会は、大きな大会で緊張しているところもあるが、東京オリンピック、その後のオリンピックへ向けて、いい経験になるよう思いっきり戦いたい。」と将来を見据えた抱負を語った。
 アジア競技大会は、4年に1度行われるアジア最大のスポーツの祭典である。この大会に参加する2名の選手は、アジア大会における目標を達成するため、韓国で約1ヶ月に及ぶ合宿を行いレベルアップを図ってきた。そして、アジア競技大会までの残り40日をどのように調整していくかをしっかりとプランニングしている。
   このように常に努力を続けている2人のアジア競技大会での活躍に注目すると共に、今後も福岡県タレント発掘事業の中から世界で活躍するアスリートが輩出されることを期待したい。
【左から】   髙嶋選手  海老井副知事   向江選手 
 【左から】     向江選手   髙嶋選手 
 【2列目左から】   福岡県フェンシング協会
  金丸理事長   井上会長    野元理事
 【1列目中央】  城戸教育長 

2014年8月12日火曜日

自転車競技 GIRL'S SUMMER CAMP 2014 前半

 日本競輪学校(静岡県)にて公益財団法人日本自転車競技連盟・公益財団法人JKA主催の自転車競技ガールズキャンプが8月10~15日の日程で実施されている。
 今回参加予定だった平成26年度全国高等学校総合体育大会自転車競技大会500mで優勝した5期生の平井杏奈(祐誠高校2年)はケガのため急きょ欠席。Jr.3年池上あかりが参加している。
 初日は自転車の組み立て・フィッティング、トラックレーサー(競技用自転車)に慣れる練習が行われた。
 2日目午前は400mバンクで実際に走行。これまでも様々な特別プログラムや体験教室に挑戦してきた池上は、ピストやトラックレーサーに戸惑うことなく、積極的にトライできた。午後は、ペダリングテスト。測定結果から、トップスピードが不足していることがわかった。
 3日目午前はトラック周回による基本乗車技術練習。午後は、あいにくの雨のため3本ローラーでの練習。Cグループのトップバッターとして挑戦し、最後は手放しで漕ぐこともできた。
 合宿も半分終了。Cグループのメンバーは初対面とは思えないほど雰囲気が良くなった。後半は、ライバル意識を高め切磋琢磨してほしい。



2014年8月9日土曜日

台風接近に関するプログラム8月9日の中止について

 現在、台風11号が九州に接近しており、9日には福岡県を直撃する予報も出ております。その影響で9日の能力開発・育成プログラムの中止が正式に決まりましたのでお知らせします。
 なお、9日を最終締め切りとしていました合宿の申込みについては、申込用紙に関しては9日までFAXもしくはメールで、お金に関しては当日に持参するようにしてください。

2014年8月7日木曜日

地域タレントチャレンジプログラム(カヌー)6日目

 カヌーを使用してのセッションも残りあと3回。最終日前日も、風と波がある難しいコンディションの中、6日目のプログラムがスタートした。この日、タレント生達は、これまでに身に付けたカヌーの技能をいかしながらK1に乗り込み、約150mの距離を往復することに挑戦した。山根、佐々木は、始めこそ何度かバランスを崩すことがあったが、カヌーを操縦するコツと感覚を自分なりにつかみ、大きなストロークでスムーズに前に進む姿が見られた。
 また、古賀、スミスについても、何度もバランスを崩し転覆することがあったが、その度に基本であるパドル操作やバランスを保つための姿勢を振り返りながら、何度も挑戦し続けた結果安定してK1を乗りこなすことができるようになった。たった5日間(9回)のセッションで、ここまでできるタレント生の能力の高さには、コーチ陣だけでなくこのプログラムに関わるスタッフ全員が驚かされるばかりである。
 さらに、この6日間、福岡Jr.4名は、コーチの話を真剣に聞くこと、率先して道具の準備・後片付けを行うこと、毎日ストレッチを欠かさないこと等が当たり前のようにできていた。
「真のアスリート」となるためには、自分以外の人の協力は、無くてはならない。自分たちに関わる全ての人に感謝する心を忘れず、様々な人たちから応援してもらえるアスリートとなるようこれからも今回のような姿勢を大切にしていって欲しい。


2014年8月6日水曜日

トップアスリートを目指す子どもを見守る保護者としての「考え方」や「在り方」について

 7月5日()、アクシオン福岡多目的アリーナにて、九州共立大学教授・野球部名誉監督 仲里 清氏による 保護者サポートプログラムが行われた。仲里氏は、柴原・馬原・新垣・大瀬良ら10名を超えるプロ野球選手を育ててこられたこれまでの経験をもとに、育成方法や監督としての心得、リーダーの役割などの観点から、非常に熱く、ユーモアのある講義を行われた。「素質だけではNo.1にはなれない」をテーマとして、指導者の在り方を例に挙げながら、保護者に必要となる視点を、以下のように示された。

1.監督としての心得
○目標と方針を明確に伝えること
○「論理」と「根気」による指導ができているか
○「専制」と「民主」を使うこと
○結果にこだわること
○プレッシャーを喜ぶこと

2.監督の役割
○目標・方針を伝達すること
○判断し、決断すること
○評価をすること
○パフォーマンス(技術・戦術)を指導すること

3.監督に求められる資質・能力
○誠実、情熱、勇気、品位、風格、公正、存在感、執念
○根気

以上のような内容を示されながら、トップアスリートを育成する指導者の観点と、保護者としての在り方について述べられた。
最後に仲里氏は、「今までの経験を子どもたちにも伝えたかった。ぜひ保護者から子ども達に今回の話をしてもらいたい。」「少し突き放しても親は一番の味方である。今後の受講生の発育と発達を見守っていてください。期待しています。」と保護者に思いを語った。



地域タレントチャレンジプログラム(カヌー)5日目

 強風で難しいコンディションの中、5日目がスタートした。午前中のセッションでは、波が高くコンディションが不良だったため2時間かけ、往復3kmの距離をレジャー用のカヌーで渡った。
強風にあおられながらも、まっすぐ進むための方法を考えたり、コーチにアドバイスをもらったりしながら必死に進み続けるタレント生の姿が見られた。
 午後のセッションでは、もう一度、パドリングの基本を見直すためエルゴメーターを使ったトレーニングを行った。合宿5日目で、疲れもピークであったがタレント生は、鏡に映った自分の動きを確認しながら真剣にトレーニングする姿に「カヌー選手」としての自覚が見えた。
 セッション終了後には、ピーターコーチ(ハンガリー)から、「自分たちでは気付くことができていないかもしれないが、君たちはとても成長している。この短期間でここまで成長し、一生懸命な君たちをほこりに思う。」「どんな競技のアスリートも、調子がいいときもあれば、悪いときもある。だから、これからも失敗を恐れず、どんどん挑戦して欲しい。そうすることが、必ずレベルアップにつながる。」といったことが伝えられた。
 合宿の疲れがピークに達しているタレント生たちにとって、ピーターコーチの言葉は、元気とやる気(モチベーション)をまた高めるものになったのではないだろうか。明日からのさらなる成長に期待する。




8月9日の連絡表

台風接近について
 現在、台風11号が九州に接近しており、8月9日(土)には福岡県を直撃する予報も出ております。その影響で、プログラム中止の可能性があります。最終連絡を8月9日(土)12:00にアップしますので、必ずご確認ください。

Kids能力開発・育成プログラム「タグラグビー」連絡(8月9日号)
■会  場:福岡県立須恵高等学校
■ね ら い:タグラグビーを通したコーディネーション能力の育成
■講  師:結城利治 氏、森田建 氏(福岡県ラグビーフットボール協会)
■流  れ
 1 パス練習
 2 1対1
 3 ゲーム
 4 諸連絡
■準備する物
シューズ(屋外・室内)、水分、ぼうし
★自宅課題テスト「スタビリティトレーニング」2回目を行います。内容は、当日に発表します。各自、配布されているDVDを利用したり、独自に調べたりしながらスタビリティトレーニングを行っておきましょう。
■次回連絡(8月14~15日)
○場所:アクシオン福岡
○内容:宿泊合宿

Jr.能力開発・育成プログラム「ボクシング」連絡(8月9日号)
■会  場:東福岡高等学校ボクシング場
■ね ら い:ボクシングを通して、反射神経、筋持久力、リズム等の専門的コーディネーション能力の育成
■講  師:吉住康史氏、古賀大作氏(福岡県ボクシング連盟)
■流  れ
 1 BOXウォーク、タッチゲーム、ロープ
 2 フットワーク
 3 構え、構えからの前の手、構えから後ろの手、ワンツー
★ 自宅課題は、「縄跳び・サイドステップ・構え・ワンツー」とします。
★ 今後の「ボクシング」プログラム内容について説明を行うので、できるだけ参加すること。
★ バンテージの巻き方を復習しておくこと。
★ 体育館シューズ、縄跳び、水分を持ってくること。
■次回連絡(8月15~16日)
○場所:アクシオン福岡
○内容:宿泊合宿

Jr.能力開発・育成プログラム「アーチェリー」連絡表(8月9日号)
■会  場:福岡県立柏陵高等学校アーチェリー場(福岡市南区柏原4丁目47-1)
■ね ら い:アーチェリーを通したコーディネーション能力の育成
■講  師:築地 和也 氏、白附 亮 氏(福岡県アーチェリー協会)
■持 参 物:水分、タオル、ゴムチューブ
■流  れ
 1 ウォームアップ
 2 フォーム確認
 3 5mシューティング
 4 10mシューティング
 5 クールダウン
★自宅課題は、ゴムチューブを使ってのフォーム練習です。実際のシューティングのときにフォームが崩れないように、注意点を意識して取り組みましょう。
■次回連絡(8月15~16日)
○場所:アクシオン福岡
○内容:宿泊合宿


Jr.能力開発・育成プログラム「バスケットボール」連絡表(8月9日号)
■会  場:福岡市立和白丘中学校体育館(福岡市東区和白丘3丁目13−1)
■ね ら い:バスケットボールを通したコーディネーション能力の育成
■会  場:福岡市立和白丘中学校体育館
■講  師:鈴木 淳氏、中原 健氏(福岡県バスケットボール協会)
■持 参 物:タオル、水分、屋内シューズ
■流  れ
 1 ウォームアップ
 2 基本練習
 3 ミニゲーム
 4 クールダウン
※自宅課題として、2回目に行ったコーディネーショントレーニングを行ってください。
その中の一部を紹介します。

■次回連絡(8月15~16日)
○場所:アクシオン福岡
○内容:宿泊合宿

2014年8月5日火曜日

地域タレントチャレンジプログラム(カヌー)4日目

 早朝6時。タイムトライアルのランニング(2000m×2本)で地域タレントチャレンジプログラム(カヌー)4日目が始まった。ピーターコーチ(ハンガリー)から指示された「1本目と2本目のタイム差をできる限り少なくする。」ということを意識しながらタレント生全員が全力で走りきった。
 この日のカヌーを使ったトレーニングでは、K1(カヌー・スプリント一人乗り用)に専用シートを装着しての操縦に挑戦した。専用シートの装着は、昨日まで使用したカヌーよりも重心の位置が高くなるため、バランスを保つことがさらに難しくなる。(※通常は、専用シートを装着して乗りこなすまで2~3ヶ月かかるそうである。)何度もチャレンジしながらバランスを保とうとするが、今回はなかなか思い通りにはならず、タレント生達にとって本プログラムにおける初めての「壁」となった。
 夕食後、今回の国内コーチでありオリンピアンである中野忍氏(旧姓北本)による講話が行われた。話の中では、「上手くいかない時期があっても、とにかく続けることが次のレベル(ステージ)に自分を上げることにつながる。」という継続の重要性や「コーチにアドバイスされたことは、まずやってみる。」という新たなものに挑戦する大切さについて話された。少し落ち込み気味であったタレント生達にとって、気持ちを新たにしモチベーションを上げる話となった。
 5日目は、4名にとって達成感を味わうことができる(K1を乗りこなす)日になることを期待している。




2014年8月4日月曜日

地域タレントチャレンジプログラム(カヌー)3日目

 チャレンジプログラム3日目は、早朝6時から4kmのランニングでスタート。ピーターコーチのハイペースな先導にも、必死でついて行き、朝から全力を出し切るタレント生の姿が見られた。
 その後、午前中の練習では、屋内施設にあるカヌー用エルゴメーターを使用してのトレーニングが行われ、ピーターコーチから正しいパドリングの仕方について指導があった。福岡Jr.の4名は、コーチの丁寧な指導を受けながら、パドルの持ち方、パドリングの姿勢等を着実に身に付け、「早く水の上に出たい!」と言うほど自信とやる気を見せていた。
 午後からは、K1(カヌー・スプリント1人乗り用)を使用してのトレーニング。昨日まで使用したカヌーとは違い、K1は、カヌーの形状が細いためバランスを保つことが難しく、ほとんどのタレント生が何度も湖に転覆した。
 しかし、何度も繰り返しチャレンジすることで、すぐにバランスを保つ感覚をつかみ、パドルを使って操縦する技能を獲得することができていた。今回のプログラムで大切にして欲しい姿勢である、「チャレンジする」ということが全面に表れた姿であった。
 また、この様子を見たカヌー協会の方は、「対応する力が素晴らしい。」「怖がらずどんどん挑戦する姿勢がよい。」という評価をされていた。
 4日目は、さらにレベルアップしたトレーニング内容になる。自分の可能性を拡げるべく、新たな技能獲得に挑戦して欲しい。





2014年8月3日日曜日

地域タレントチャレンジプログラム(カヌー)2日目

 8月2日(土)、石川県の木場潟で実際にカヌーに乗り込んでのプログラムが始まった。
 外国人コーチのピーター・スボボーダ氏(ハンガリー)から一つ一つ丁寧にカヌーに乗るための乗り方や留意点について、スラローム用のカヌーを使って指導された。
 初めのうちは、参加者全員が緊張しながらカヌーに乗り込んでいたが、すぐにバランスを保つ感覚をつかみ、楽しみながらカヌーに乗ることができていた。さすがは、全国から集まったタレント生と改めて感心させられた。
 また、古賀とスミス二人は、外国人コーチによるマンツーマンの指導を受け、カヌーに乗った初日から、湖の沖近くまで一人で漕ぐことができるように成長した。
 そして、山根は、スプリント用のカヌーにも挑戦し、ハンドパドルで上手くバランスを保ち操縦することができていた。
 明日からのトレーニングがまた楽しみである。







2014年8月2日土曜日

地域タレントチャレンジプログラム(カヌー)1日目

 8月1日(金)から、独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)による地域タレントチャレンジプログラム(カヌー)がスタートした。
 福岡Jr.から、山根叶多、佐々木修斗、古賀梨予、スミス珠理愛の4名が自分の能力を発揮できるチャンスを求めこのプログラムに参加している。
 プログラム1日目は、オリエンテーション、ジムトレーニング、コーチとのミーティングが実施された。
 まず、オリエンテーションでは、プログラムに参加する意義やアスリートライフスタイルについての講義が行われ、JSCの豊田氏から、プログラム中に大切にしてほしいこと(以下3つ)が伝えられた。
①プログラム中は、常に「カヌー選手」として活動すること
②考えて行動すること(カヌー選手としてどんな行動が必要か)
③何事にもチャレンジすること
 このことは、今回のプログラムに限ったことではなく、トップアスリートを目指す者にとって自らの能力を最大限に伸ばしていくために普段から必要な姿勢である。
 次に、ジムトレーニングでは、カヌーにおいて重要な正しい姿勢づくりやトレーニング方法について指導が行われ、大腿筋や肩甲骨周りの柔軟性とお腹周りの筋力(体幹)の重要性が語られた。
 また、高校期からより効果的な筋力アップを図るために、今のうちから正しい姿勢によるトレーニングの仕方を理解しておくことが大切であるということが伝えられた。
※ちなみに、負荷は軽いもの(1kg)で十分効果があり、無理に重い負荷をかける必要はない。
 1日目の最後には、参加者全員が外国人コーチに対しての自己紹介(1分間)を英語を使って行い、福岡Jr.の4名が、今もっている英語力をフルに活用しながら自己紹介に挑戦する姿が見られた。特に、佐々木修斗は、参加者が挑戦することに躊躇している中、自ら手を挙げトップバッターとして挑み、その姿は、とても印象的であった。
 プログラム2日目からは、実際にカヌーを使用してのトレーニングが始まる。
福岡Jr.の4名には、今日の佐々木修斗のような積極的な姿勢でこのプログラムに挑戦し続け、さらに多くのことを学びつかんで欲しい。