2021年3月31日水曜日

目標達成への近道


 3月13日(土)に令和2年度のタレントプログラムが終了し、各学年の担任の先生からの言葉や、プログラム内で1年間の振り返りを行い、新年度に向けて不安がありつつもワクワクした気持ちを持ちながら自分の取り組みを継続していることだと思います。


 このスタッフブログを、毎週欠かさず読んで「今週のブログも見ました!」と声をかけてくれる人や、日誌に書いてくれるのを見ると、毎週続けて掲載をして本当によかったなと思います。来年度もタレント生や保護者の方にはもちろん、修了生やこの事業に興味を持ってくれる方に向けて情報発信をしていきたいと思います。よろしくお願いします。

 

 今回は、来年度に向けて準備をしている現受講生、修了生、新たにこの事業に参加する新規受講生に向けてスタッフブログを書きたいと思います。

 私の好きな言葉の一つに、「義を見てせざるは勇無きなり」という言葉があります。

 これは「自分のやるべきことが分かっているのに、それをしない者は勇気のない者だ」という意味です。

 大きな目標でも、小さな目標でも自分が何をやるべきなのかを理解し、行動に起こさないと達成は不可能であると私は思います。目標を立てること、これがまず大切ですが、その目標に対して自分は何をすべきなのかをしっかり考えていきましょう。そして、自分のするべきことが分かったらすぐに行動に移しましょう。


 新年度最初のプログラムは4月10日からです!皆さんとともにスタートできることをスタッフ一同心から楽しみにしています!理想とするアスリート像に一歩でも近づけるよう、新年度からまた頑張っていきましょう!!


私たちはこれからも、

皆さんが夢を実現するためのサポートを全力で行います!!!



事務局 白石






2021年3月24日水曜日

桜の季節

 桜が満開となり平年より早い春の訪れを感じるとともに、体を動かすことが気持ちいい季節になりました。

 タレント発掘事業では3月23日(火)に新規受講生を対象とした事業説明会を行いました。はじめは緊張した面持ちで参加していた受講生は、事務局次長から「世界に向かって大いに成長してくれることに期待している」と言葉を送られ気持ちが引き締まったように見えました。4月からのプログラムやこれからの活躍を楽しみにしています。


 さて、4月19日は食育の日です。なぜ、その日かというと「4(しょく)1(い)9(く)」と語呂合わせで決められました。ジュニアスポーツ選手は、自ら目的に応じたコンディショニングができるようになるために食事のとり方を考えることが大切になります。春休み中は家で食事をとる機会が増えるので、自分の食事を考えてみましょう!


 令和2年度の食育プログラムでは、学年や発達段階に応じて、基本の食事の形や、成長期のスポーツ障害予防、試合期の食事、リカバリーのための食事等について学びました。


受講生の振り返りを一部紹介します。

・栄養を考えて食べてみると好き嫌いがなくなりました。

・食べ物を買うときに自分でも選んでいます。

・おなかが空いたときに以前はお菓子を食べていたが、バナナ、ゆで卵、チーズ、ヨーグルトなどを食べるようにしています。

・食事のときに家の人に教えながら復習をしています。

・運動後に食欲がなく食事がとりにくいから、スポーツ飲料やエネルギーゼリー、ヨーグルトドリンクなどの食べやすいものをとるようにしようと思いました。

・これらの知識は、将来活躍するための必要な財産であると思います。


 これからもトレーニングの一環として食事について考えてみてほしいと思います。新年度へ向けて準備をしていきましょう!


 事務局 德永


事業説明会の様子





2021年3月17日水曜日

連絡表(3月20・27日、4月3日)

 Kids・Jr.連絡表(3月20・27日、4月3日)

■内  容:自主トレーニング


Kids・Jr.次回連絡(4月10日)

□内  容:①コーディネーショントレーニング、写真撮影

                  ②目標設定プログラム

□会  場:①アクシオン福岡 サブアリーナ

                  ②        第3・4研修室


ピーキング

 3月も中旬になり、新しい学年としてのスタートに期待と不安が入り混じる季節だと思います。今からシーズンに入る競技やすでに最終段階にかかっている競技などさまざまであると思いますが、振り返りや反省では試合やレースの結果だけでなく、その前の取り組みも含めて評価できれば良いのかなと思います。


 さて、ピーキングという言葉を聞いたことがあるでしょうか。レースや試合にピークを合わせる(コンディションを整える)ためのトレーニングです。試合を意識しながら、試合前に練習量を変化させる人も多くいるのではないでしょうか。


 ピーキングと同じように使われるテーパリングという言葉があります。練習量を次第に減らしていく(taper)ことによって疲労を抜いていく、また、調子を上げていくトレーニングです。私自身は陸上競技(長距離走)をしてきて、かなり意識してきたトレーニングでもあります。それ以外の種目でも疲労を残したまま試合でベストパフォーマンスをするのは難しいと思うので、疲労がたまっていると感じた時や調子が上がらない時にはテーパリングを試してみてください。


 テーパリングのおさえておくポイントとしては、①トレーニング量を減らす②トレーニング強度は落とさない③一定期間かける、の3点です。

 ①は疲労を抜いていくので当然といえば当然なのですが、大事な試合前に不安や焦りからトレーニングを重ねてしまうことが考えられます。意識的に普段の40~60%程度にトレーニング量を減らすことで調子を上向きにすることにつながります。

 ②はインターバルトレーニングを例に挙げると、設定ペースは落とさずに本数を半分にする、ということです。トレーニング強度は落とさない、と聞くと①と反対のことのように感じる人もいるかもしれませんが、量とともに強度まで落としてしまうと体力が低下していきます。また、試合で発揮する動きからも離れていきます。動きや感覚を身体に残したまま疲労を抜いていくことが大切です。

 ③については、1週間から10日かけて行う必要があるということです。試合前の3・4日前から取り組んでも調子は上がってきません。また、3週間以上かけると逆に体力は低下していきます。


 主に陸上競技からの視点でここまで書いてきましたが、球技などでもボールを使わず休んでしまうと感覚は失われていくと思います。いつも通りの練習メニューでそれぞれ時間や本数を半分程度に減らすことで、身体に感覚を残したままコンディションを整えていくことができます。


 このテーパリングを行うのはそれまでにトレーニングを十分に重ねられていることが前提です。またピーキングを行う際には心のピーキングも忘れずに行いましょう。知らず知らずのうちに心理的ストレスがかかっていても試合で十分な力は発揮されません。


 また、自分の状態(コンディション)を見ながらメニューを調整することも大切です。身体の状態は練習だけでなく、周囲からのストレス、睡眠、栄養などにも左右されます。最初の計画にこだわりすぎず、自分の身体の変化を感じ取りながら柔軟に練習メニューを組み立てて最高の状態で試合に臨めるようにしましょう。

 


1年間の振り返り(Kids)


 


コーディネーショントレーニング(Jr.)

事務局 柴田

2021年3月10日水曜日

連絡表(3月13日号)

Kids知的能力開発・育成プログラム連絡表(3月13日号)

■内  容:①コーディネーショントレーニング

                   ②1年間の振り返り

■会  場:①アクシオン福岡 サブアリーナ

                   ②        第3,4研修室

■時  間:①18:00~19:00

      ②19:00~20:00

■講  師:事務局スタッフ

■持 参 物:室内用シューズ、筆記用具、マスク

■連絡事項:保護者観覧は各プログラム会場で間隔をあけて行ってください。


Kids次回連絡(3月20・27日)

□内  容:自主トレーニング


Jr.知的能力開発・育成プログラム連絡表(3月13日号)

■内  容:①1年間の振り返り

                   ②コーディネーショントレーニング

■会  場:①アクシオン福岡 第3,4研修室

                   ②        サブアリーナ

■時  間:①18:00~19:00

       ②19:00~20:00

■講  師:事務局スタッフ

■持 参 物:室内用シューズ、筆記用具、マスク

■連絡事項:保護者観覧は各プログラム会場で間隔をあけて行ってください。


Jr.次回連絡(3月20・27日)

□内  容:自主トレーニング


「感謝」 

3月が始まり、今年度も残り4週間となりました。最近は寒暖差があり、体調を崩しやすい時期です。「」「手首」「足首」は血流が集中しているため、温めると全体の血流をよくする手助けとなるそうです。体調管理に気を付けて過ごしましょう!


先日行われた修了式で多くの修了生が「感謝の気持ちを忘れずに頑張ります」と次のステージでの決意表明をしていました。「感謝」には、自身が価値ある何かを受け取っていることに気づき(認知)、「ありがたい」と感じ(感情)、その気持ちを表出する(行動)という3つのプロセスがあると記事に記載されていました。感謝、ありがとうの語源とされている言葉は「有り難い」だそうです。「有り難い」とは、「有る」こと自体がまれで、めったに生じ得ない「難しい」ということを意味します。今年新型コロナウイルスの影響で、いつでもできていたスポーツができない、当たり前に送っていた生活が送れないなどを経験した人がほとんどだと思います。衣食住に不自由しないこと、スポーツができること、それらは当たり前のことではなく、まさに「有り難い」ことなのです。環境だけではなくスポーツを通して様々な場面や体験に感謝を抱ける瞬間はあると思います。「感謝の思い」を大切にしていきましょう!!


今年度のプログラムもラスト一回となりました。新型コロナウイルスの影響でプログラムの回数が減り、思うように活動ができない年となりました。その中で、一年間の目標、一つ一つのプログラムの目標を持って取り組み、何か学び、吸収できたことはありますか。どんな状況であれ、目標を持って取り組むことは大切なことです。今年度を振り返り、それを踏まえて来年度新たな目標を持ってプログラムに参加しましょう!

                                              Jr. トレーニング講座

                                       Kids プレゼンテーションスキル

                      

                      事務局スタッフ 稲永


2021年3月3日水曜日

連絡表(3月6日号)

 Kids知的能力開発・育成プログラム連絡表(3月6日号)

■内  容:プレゼンテーションスキル

■会  場:アクシオン福岡 多目的アリーナ

■時  間:18:00~19:00

      Kids5年生 多目的アリーナAB

      Kids6年生 多目的アリーナCD

      19:00~20:00

      Kids5年生 多目的アリーナCD

      Kids6年生 多目的アリーナAB

■講  師:事務局スタッフ

■持 参 物:筆記用具、マスク

■連絡事項:保護者観覧は各プログラム会場で間隔をあけて行ってください。


Kids次回連絡(3月13日)

□内  容:コーディネーショントレーニング、1年間の振り返り

□会  場:アクシオン福岡 サブアリーナ、第3,4研修室


Jr.知的能力開発・育成プログラム連絡表(3月6日号)

■内  容:トレーニング講座

■会  場:アクシオン福岡 メインアリーナ

■時  間:18:00~20:00

■講  師:清水 利之氏((株)SATAスポーツ医科学研究所)

■持 参 物:室内用シューズ、筆記用具、マスク、タオル

■連絡事項:保護者観覧はメインアリーナ観覧席にて間隔をあけて行ってください。


Jr.次回連絡(3月13日)

□内  容:コーディネーショントレーニング、1年間の振り返り

□会  場:アクシオン福岡 サブアリーナ、第3,4研修室


終わり、そして始まり

 2021年2月27日(土)アクシオン福岡にて、令和2年度修了式が開催され、13期生34名が福岡県タレント発掘事業を修了しました。また、新型コロナウイルス感染症防止対策のため、13期生とその保護者、福岡県タレント発掘実行委員会のみでの実施となりました。

 修了生代表挨拶では、渕上翔太選手がタレント生としての経験や日頃の感謝の気持ち、今後の決意表明をしました。


「修了証書授与 伊藤羽舷選手」

「修了生代表挨拶 渕上翔太選手」

「修了式を迎えた13期生」


 13期生一人ひとりが、自身の適性に合った競技種目を見つけ、悩みながらも高校期以降の実施競技を選択して、それぞれの道への第一歩を踏み出していきました。


 終わりの後には、新たな始まりがあります。修了式前後の2月23日(火・祝)・28日(日)には、令和2年度三次選考会が開催され、現在、令和3年度新規受講生の選考が行われています。福岡県タレント発掘事業は、子どもたちが秘めている能力を「見つけ」「育てる」とともに、自分にあった競技を探し「活かす」事業であり、今後も、福岡県内の子どもたちがスポーツにふれあう機会や世界で活躍できる機会をつくることに尽力していきます。


「三次選考会」


 修了生や現受講生だけでなく、今後、タレント発掘事業受講生となる子どもたちが、世界の舞台で活躍することを楽しみにしています。


 令和3年度も、福岡県タレント発掘事業の選考会に、多くの子たちが挑戦してくれることをお待ちしております。


事務局 大西