受講生のみなさんは、自分の将来について考えたことがありますか。
今回のプログラムでは、「デュアルキャリア」について学びました。デュアルキャリアとは“学業だけ”“スポーツだけ”ではなく、2つのキャリア(活動・経験)を同時に取り組むことです。みなさんも日頃から学校で勉強に励み、スポーツにも全力で取り組んでおり、まさに「デュアルキャリア」を実践しています。
プログラム中、日比野先生から「学業とスポーツ、どちらの方が大切だと思いますか?」という問いが投げかけられました。みなさんはグループごとに意見を出し合い、それぞれの考えや理由をしっかりと共有することができていました。
一方で、発表者を決める場面では、少し譲り合いのような雰囲気も見られました。人前で話すことが苦手な人もいるかもしれません。しかし、苦手なことだからこそ挑戦する価値があります。経験を重ねることで自信がつき、できることは少しずつ増えていきます。今後は、自分を成長させるチャンスだと捉え、積極的に挑戦してほしいと思います。
今回の話の中で、私が特に印象に残ったのは、日比野先生が紹介してくださった教え子のお話です。その選手はオリンピック代表として活躍しながらも、大学の課題を毎回期限内に丁寧に仕上げて提出していたそうです。「時間がない」「練習で疲れている」といった理由を言い訳にせず、やるべきことを最後までやり遂げる姿勢は、トップアスリートに共通する大切な資質だと感じました。
みなさんも将来、世界で活躍するトップアスリートになる可能性を秘めています。しかし、トップアスリートとしての競技人生には終わりがあり、その後の人生の方がはるかに長く続きます。だからこそ、スポーツだけでなく、自分が将来どのような道を歩みたいのか、どんな仕事に就きたいのかについても考えておくことが大切です。
学校の課題に真剣に取り組むこと、読書をして知識を深めること、新しいことに挑戦することなど、その一つひとつの積み重ねが、未来の自分を支える大きな力になります。
10代の今は、可能性に満ちあふれた貴重な時期です。スポーツと学業の両方に全力で取り組みながら、自分の夢や目標に向かって、一歩ずつ成長していきましょう。