2019年3月7日木曜日

最後のプログラム

3月2日Jr3年生の最後のプログラムがありました。
講師として3名の修了生が来てくれました。



左から
・9期生 野田 乙心選手(福岡第一高校 セーリング)
・9期生 樋口 鈴乃選手(精華女子高校 バスケットボール)
・8期生 矢原 七海選手(柏陵高校 アーチェリー)

高校入学までにしておくべき準備や高校時代の競技生活・学校生活等についてアドバイスをいただきました。
大切なポイントは大きく3点あると思いました。
・高い目標を持つこと
・コミュニケーションをとること
・競技と学業を両立させること

高い目標を持つと、日々の練習での意識が変わります。ただ、プログラムを受けるだけ、部活に出るだけでは周りとの差はつけられません。例えば、細かいところまでストレッチをしてみたり、食事を意識してみたりと普段の生活の中で意識付けができると周りとの差ができ、練習でもより良い効果が得られるのではないでしょうか。そして、より細かく目標設定をすることで何が今必要でどのようなことをするといいのか明確になります。そのため日頃の日誌の目標設定を細かく書くようにしましょう。

コミュニケーションをとることは非常に大切です。試合中だけではなくプライベートでも価値観の違いを互いに受け入れ、良好な関係を築くことで本番でもいい結果が出せるのではないかと思います。自分が相手にしたことは必ず返ってきます。普段の練習から一生懸命にする人は周囲の信頼も高くなるはずです。他にも、海外に行く人は生きていくためにも英語やその国の言葉でコミュニケーションをとらないといけません。将来海外でプレイしたいと思っているのであれば英語を今から勉強しておきましょう。

競技と学業の両立は難しいと感じる受講生も多いのではないでしょうか。例えば、授業をきちんと受けることができる人は私生活も整っているはずです。生活の乱れは競技にも影響します。また、健康的な生活のためには"早寝早起き朝ごはん"とよく言われますが、基本的生活習慣を整えることは自分の健康にとって大切なことです。このように授業と基本的生活習慣という当たり前のことをとってみても、課題を感じる人も多いのではないでしょうか。自己管理能力が競技との両立で大切なポイントとなります。

野田選手が「大会や遠征などで授業が受けられないことがあり、公欠をいただいて」と言っていました。大会などで休むことは仕方がないことかもしれませんが、休むことが当たり前だと思わずに感謝の気持ちをもって人間として成長して欲しいです。
これから高校入学を控えたJr3年生、その他の学年の受講生もこの先の生活の中で競技も学業も良い成績を残せるように頑張っていきましょう。



とても聞く態度がよく全員しっかり顔が上がっていたこと、先生から何も言わなくても片付けやモップ掛けを率先してやってくれていたことなど、さすが3年生だなと思いました。このようなことが受け継がれていくこと願っています。



事務局スタッフ 髙田