1月14日(土)にKids6年・Jr.2年を対象としたオーディションとして、共通種目の測定や専門実技を通した競技団体指導者の専門的視点による競技適性評価を行いました。
今回のオーディションの評価を元に2月上旬から面談を行い、競技を選択していきますが、今回の結果だけで納得のいく競技選択ができるでしょうか?高い評価をもらった競技の中には、これまで一度も経験したことのない競技が含まれていることもあります。そのような競技を一度も経験することなく、これから世界を目指す競技としてやっていく覚悟ができますか?実際に今年度のJr.3年を見ると、オーディションの評価は高かったものの、トライアウト当日に初めてその競技をすることになり、より実践的な内容を伴うトライアウトでは最終的に高い評価を得られなかった事例もありました。
では、普段行っている能力開発・育成プログラム以外に競技を経験できる機会はないでしょうか?
特別プログラム(体験教室)があります。県の競技団体が主催する特別プログラムでは、能力開発・育成プログラムで行っている内容をさらに専門的にしたプログラムや、能力開発・育成プログラムでは実施できない競技を経験できたり、実際の試合に参加できたりするプログラムもあります。このような競技を経験できるチャンスを自分で掴むことも競技適性等の重要な情報を得ることにつながります。
今年度の特別プログラムの参加率を見ると、5割弱とまだまだ参加率が上がっていない状況です。日常行っている専門競技を優先することは大切ですが、将来を見据えた時、今しか経験できないプログラムに積極的に参加することも大切なことです。
今回のオーディションの評価を元に今まで経験がなかった競技に挑戦することで今まで知らなかった自分の競技適性に気づくことができるかもしれませんよ!今後、特別プログラムへ積極的に参加し、トップアスリートになるための情報を自ら掴みにくることを期待しています。
事務局 溝口
オーディションの様子
特別プログラムの様子