2025年3月5日水曜日

Kids知的プログラム「コーディネーショントレーニング」

 3月1日(土)アクシオン福岡にて、泉原嘉郎氏(九州産業大学)を講師にお招きし、さっぽろジュニアアスリート発掘事業との合同プログラムとしてコーディネーショントレーニングを実施しました。グループでの活動では、4つの動きに分かれて役割を分担し、トライアンドエラーを繰り返しながら教え合う姿が見られました。後半は、長縄を使用してグループで話し合いながら自由に動き作りを行いました。

 泉原先生のお話にもあったように何事も「コツ」は自分で考えて見つけることが大切です。また、自宅でもできるコーディネーショントレーニングが沢山ありました。どんどん挑戦してコーディネーション能力を更に高めましょう。


保護者サポートプログラム
 同じくアクシオン福岡にて、スピードスケート全日本選手権優勝や国際大会でも活躍している8期修了生、黒川輝衣さんのお父様に来ていただき保護者サポートプログラムを行いました。
 輝衣さんの受講生当時の話や競技選択のこと、家庭でのサポートなど保護者ならではの悩みや不安を共有しながらディスカッション形式で普段聞くことのできない経験談をお話いただきました。
そのお話の中にあった、輝衣さんがお父様に送られた文章の一部を抜粋して紹介します。

・スピードスケートの周りの選手と比べて、たくさんの感覚を知っている自信がある。それは、小中学生でいろいろなスポーツをやっていたからだと思う。簡単に言うと、スケートしかやってきていない人よりもなんでも器用にでき、身体の中の感覚が繊細で理解が早い。その反面、一回できたからといってずっとできるわけではなく定着させるためには、なぜできたのかを理解し身体に覚えさせる必要がある。動きを身に着けるために苦労して時間をかけてできるようになった人より再現性が低いといえる。タレント生は運動能力が高い人が多いため、同じような課題に陥る可能性がある。
・プログラムや自宅課題では難しいことをしていたけど、身体の使い方が上達したことを実感している。後ろ二重跳びやジャグリングは今でも感覚が残っており、すぐにできる。周りの選手と比べて基本的な運動動作やウォーミングアップの動きは上手にできるし、けがも少ない。プログラムでは基礎的な運動能力が向上し、そのことが日本や世界のトップになれるポテンシャルを作っていると感じる。
本事業のプログラムをとおして学んだことを伝えていただきました。黒川輝衣さんのこれからのご活躍を祈念いたします。

連絡表(3月8日号)

Kids(小学校4・5・6年生)Jr.(中学校1・2・3年生)

能力開発・育成プログラム「知的プログラム」

■内容

・コーディネーショントレーニング

・コミュニケーションプログラム

・1年間の振り返り

■会場

福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)サブアリーナ

■時間

18:00~20:00

■講師

事務局スタッフ

■持参物

飲料水、タオル、室内シューズ、筆記用具

次回連絡(3月15・22日、29日、4月5日)

□内容

自主トレーニング日

※令和7年度の能力開発・育成プログラムは、4月12日(土)が第1回のプログラムです。

2025年2月26日水曜日

令和6年度 オリンピアン講話・修了式

オリンピアン講話

 オリンピアン講話では、タレント発掘事業3期修了生である福島史帆実さんにご講話いただきました。

 小学校5年生からタレント生になり修了するまで、プログラムでフェンシングを経験していなかった福島さんは、オーディションでフェンシングの適性を評価され、高校進学と同時にフェンシングに競技転向。「好きや楽しいで選んだわけではなく、オリンピックに行きたかったからフェンシングを選択した」と競技を転向した時の決意を語ってくれました。

 福島さんには、プログラムへの向き合い方・考え方、競技を転向してからの心情、ケガとの向き合い方など実体験をもとに話していただきました。日本代表選手の重みのある言葉は受講生にとって、今の自分と重ねて考えることができる貴重な時間でした。

 質疑応答では、「自分より強い相手にどのような気持ちで挑めばいいのか」という質問に対して「相手ではなく自分の動きに集中して、メンタルを強く保つようにする」と答えていただきました。そのほかにも、海外で大変だったことや、フェンシングを選択する前の将来の夢など多くの質問に答えていただきました。

 メダリストの生の声を聴いて感じたことを忘れず、これからの競技人生に活かしていきましょう!受講生の皆さんが、日本代表として活躍することを期待しています。

[福島史帆実さん]

修了式

 オリンピアン講話後、令和6年度福岡県タレント発掘事業修了式が挙行され、17期生30名が福岡県タレント発掘事業のすべてのプログラムを修了しました。

 修了生代表挨拶は世利藍子さんが行いました。事業の中で自分の能力を最大限に活かすために努力を続け、ナショナルチームとの交流を得てフェンシングを選択。そして「ブリスベンオリンピックに出場し、そのために4月から東京でフェンシングに向き合っていく」と力強く宣言し、これまでの感謝とこれからの決意を語りました。「我が道を行け」という言葉があるように、常識や周りの目を気にして流される人生ではなく、胸を張って自分の選んだ道を突き進んでください。


~福岡から世界へ~

 

【修了証書を受け取る鶴田利花子さん】
【代表挨拶をする世利藍子さん】
【17期修了生】

連絡表(3月1日号)

保護者サポートプログラム

■内容

子どものサポートの仕方

■会場

福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)第3・4研修室

■時間

18:30~19:30

■講師

黒川 哲也 氏(8期生 黒川 輝衣 氏の父親)

黒川 輝衣 氏はショートトラックスピードスケート全日本選手権大会で優勝し、世界大会にも数多く出場されています。冬季オリンピックの出場が期待されている選手です。

■持参物

筆記用具


Kids知的プログラム「コーディネーショントレーニング」

■内容

コーディネーショントレーニングを通したコーディネーション能力の育成

■会場

福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)メインアリーナ

■時間

17:30~20:00

■講師

泉原 嘉郎 氏(九州産業大学)

■持参物

飲料水、タオル、室内シューズ

■連絡事項

「さっぽろジュニアアスリート発掘プロジェクト」の受講生が6名参加するため、

17:30からコミュニケーションプログラムを行います。コーディネーショントレーニングは18:00から始めます。

□次回連絡(3月8日)

□内容

コミュニケーションスキル

コーディネーショントレーニング

1年間の振り返り

□会場

福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)


Jr.能力開発・育成プログラム「知的プログラム」

■内容

コミュニケーションスキル

■会場

福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)サブアリーナ

■時間

18:00~20:00

■講師

藤本 晋也 氏(仙台大学)

■持参物

室内用シューズ、飲料水、タオル

□次回連絡(3月8日)

□内容

コミュニケーションスキル

コーディネーショントレーニング

1年間の振り返り

□会場

福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)

2025年2月19日水曜日

Kids6年 身体プログラム「フェンシング」

 2月15日(土) 福岡魁誠高校体育館にて、3回目のフェンシングプログラムを実施しました。

 前半は、バウンドするテニスボールをタイミングよくキャッチし突く動きに繋げる練習や、スポンジ剣で相手と駆け引きをしながら攻防を行う、実践に近い動きの練習を行いました。

 後半は、実際に剣を使いメタルジャケットとマスクを着用した講師の先生に対して、攻撃権を考えながら突く練習を行いました。他の人の動きを見ながら、「自分ならどう動くか」「自分に活かせるところはないか」など相手から見て学ぼうとする姿勢や、「自分の動きがどうだったか」互いに話し合い実践しながら学ぼうとする姿勢が見受けられ、繰り返し積極的に挑む姿がとても印象的でした。

 「いつでも、どこでも、誰とでも」積極的にコミュニケーションをとって、残り少ないプログラムも頑張っていきましょう。

連絡表(2月22日号)

 令和6年度福岡県タレント発掘事業修了式

■会場

福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)メインアリーナ

■日程

・新規受講生はトップアスリート講話までの参加とします。

・保護者の方は3F観覧席に着席ください。

■持参物

室内シューズ、タレントユニフォーム(長袖、長ズボン)、飲料水

■オリンピアン講話 

講師 福島史帆実 氏

■連絡事項

・受講生は、全員タレントユニフォーム(長袖、長ズボン)を着用してください。

・オリンピアン講話、修了式に遅刻・欠席の場合は、事前にご連絡ください。

■次回連絡(3月1日)

○Kids4・5・6年生

□内容

コーディネーショントレーニング

□会場

福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)メインアリーナ

○Jr.1・2・3年生

□内容

コミュニケーションスキル

□会場

福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)サブアリーナ

○保護者サポートプログラム

□内容

子どもへのサポートの仕方

□会場

福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)第3・4研修室

2025年2月12日水曜日

Jr.身体プログラム「バドミントン」

 2月8日(土) 福岡魁誠高校体育館にて、5回目のバトミントンプログラムを実施しました。

 ウォーミングアップは、15分間のランニングと、バドミントンに必要な素早い動きを身に付けるためのフットワーク、2人組のストレッチを行いました。

 素振り・シャトルすくい、シャトルリフティングの後、ヘアピン・ロブ・クリアなどのノック練習、ダブルスのサーブ練習を行いました。ノック練習では、絶対落とさないという気持ちでシャトルを一生懸命追いかける姿が見られました。

 最後に、ダブルスのゲームを行いました。相手がとりにくい位置を狙ったり、チャンスボールを力強く打ち込んだりと、受講生はプログラムを重ねるごとに上達しています。接戦のゲームも多く、大変盛り上がるゲームでした。

 来週は今年度最後の身体プログラムです。今まで学んだことを十分に発揮できるよう頑張りましょう。