2025年11月26日水曜日

Jr.知的プログラム「ビジョントレーニング」

 11月22(土)アクシオン福岡にて、ARGHAの児島信介氏、児島愛氏をお招きして「ビジョントレーニング」を実施しました。

 ビジョントレーニングを行うことで球技だけでなく、水泳や陸上競技などにおいても技能の習得、フォームの調整に大きな効果を得ることができます。受講生それぞれが自身の種目においてどのように活用できるかを意識しながら、プログラムに取り組んでいました。

 最初に自分自身の利き目の確認から行い、個人または2人1組で目の動きの確認や空間認知能力などのビジョンテストを実施しました。ここで自身へのビジョントレーニングの必要性を実感した受講生は多かったのではないでしょうか。

 その後、基礎トレーニング方法をご指導いただきました。今後、ビジョントレーニングを行う際の注意点があります。

・トレーニング実施の目安として週4回

・眼球運動は、1回に15分以上は行わない。

・気分が悪くなった際は即座に中止する

顔の向き姿勢に注意して実施する。

半年以上継続する。

現代はスマホ等の普及により、映像等を長時間見るなどで目が疲れ、目の筋肉が固くなり、目の痙攣を起こしやすくなってしまっています。目が痙攣することで空間認知や視野等にも影響を及ぼし、パフォーマンス低下にも繋がります。トップアスリートを目指す者として、スマホやタブレット端末等との付き合い方を今一度見直すとともに、日々のトレーニングと共にビジョントレーニングも積極的に取り入れていきましょう。

 海外では、パフォーマンスが低下すると目の状態が疑われることやトレーニングをする上で目の状態を整えることが必須であるといわれています。スポーツにおいて「目」が重要であるということです。

 練習や身体のケア、そして今回のビジョントレーニングは、すぐに効果は見られなくても、継続することが未来の自分自身のパフォーマンスに繋がります。継続してやり続けるのか、それとも1週間ほどでやめてしまうのかは受講生自身です。是非、今回のプログラムでも学びを、日々の生活やスポーツ活動に実践していきましょう。

連絡表(11月29日号)

※Kids5年、Jr.1・3年は「自主トレーニング日」です。


Kids6年・Jr.2年「オーディション」

■会場

福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)

メインアリーナ、サブアリーナ、多目的アリーナ、健康体力測定室

■時間

15:00~20:00(14時30分 メインアリーナ 集合完了)

■持参物

室内用シューズ、飲料水、タオル

■保護者の観覧について

・メインアリーナ観覧席、サブアリーナ、多目的アリーナについては、測定の妨げにならないように、ご観覧ください。

・測定室については、ボルダリング場前(測定室外から)のみの観覧とさせていただきます。

■連絡事項

・けが予防のため、事前に爪を切っておいてください。

・オーディションは以下の流れで実施します。

・受講生は8つのグループに分かれて各競技会場を回ります。自分のグループ、ゼッケン番号、時間帯を確認して参加してください。

・Jr.2年はオーディション終了後(20時予定)、中央強化拠点プログラムの事前最終説明会を行います。参加する受講生・保護者の方は、第3・4研修室に集合してください。

■オーディションの流れ

                  Kids6
                   Jr.2

2025年11月19日水曜日

Jr.知的プログラム「アスリートライフスタイル」

 11月15(土)アクシオン福岡にて、日本スポーツ振興センターの髙木氏をお招きして「アスリートライフスタイル」についてご講話いただきました。

 アスリートライフスタイルとは「アスリートとしてパフォーマンスを最大限に高めるための考え方や習慣」のことを言います。今回の講話では、パフォーマンスを高めるなかで大切にしたいアスリートのココロエとして5つの要素を紹介していただき、受講生全員で改めて認識しました。

・競争心

スポーツには勝敗があります。ここでの競争心とは、ただ、相手や試合に勝つだけではなく、スポーツを心から楽しむことや勝ち方へのこだわりや、自分自身との戦いが含まれます。競争心を自分のエネルギーに変えられるかどうかが大切です。

・チャレンジ

世界で活躍するアスリートになるためには、日々トレーニングを重ね、どのような環境のなかでもベストを尽くし、最後まで攻めることをあきらめないことが重要です。失敗を恐れず、失敗から学び、次に活かす気持ちをもち続けることが重要です。

・創造性

自分に合う自分だけの方法を見つけ、新しい技術や作戦を生み出すときに使う力です。どうすればうまくなれるのかということを常に考えることが大切です。

・立ち直る力

スポーツを続けるなかで失敗や挫折、ケガを経験することがあります。日常生活の中でも様々な壁にぶつかることがあります。しかし、それらの壁にぶつかることは、アスリートとしても人としても成長することができる絶好の機会です。逆境やストレスから立ち直るには、自分の感情をコントロールしたり、自分なりのストレスとの付き合い方を見つけていくことが大切です。

・リスペクト

自分のことを大切にし、相手のことを尊重することです。信頼関係やチームワークはこうした気持ちから生まれます。また、アスリートだけでなくスポーツに関わる人々はみなスポーツの公平性や誠実性を守るために、リスペクトの気持ちをもつことが大切です。

 これら5つの要素について、各自がすでに心がけていることや、これから特に心がけたいことをペア、グループで話し合いました。アスリートとして今後成長するために必要なものは何か。受講生として、やるべきことは何か。見つめ直すきっかけになったと思います。

 アスリートとしてパフォーマンスを最大限に高めるために、知識だけではなく、学んだことを実行に移し、それを継続することで習慣化していきましょう。そして、課題が見つかれば、課題解決に向けて日々チャレンジをしていきましょう。

連絡表(11月22日号)

Kids 知的プログラム「食育」「コミュニケーションスキル」

■内容

5年

①食育

②コミュニケーションスキル

6年

①コミュニケーションスキル

②食育

■会場

5年

①福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)多目的アリーナAB(剣道場)

②福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)多目的アリーナCD(柔道場)

6年

①福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)多目的アリーナCD(柔道場)

②福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)多目的アリーナAB(剣道場)

■時間

①18:00~19:00

②19:00~20:00

■講師

「食育」 静間 佳代子 氏((株)キャリアビジョン)

「コミュニケーションスキル」 藤本 晋也 氏(仙台大学)

■持参物

筆記用具、室内シューズ


Jr. 知的プログラム「ビジョントレーニング」

■会場

福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)サブアリーナ

■時間

18:00~20:00

■講師

児島 信介 氏、児島 愛 氏(ARGHA)

■持参物

筆記用具、室内シューズ

2025年11月12日水曜日

連絡表(11月15日号)

Kids 知的プログラム「ビジョントレーニング」

■会場

福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡) 多目的アリーナCD(柔道場)

■時間

18:00~20:00

■講師

児島 信介 氏、児島 愛 氏(ARGHA)

■持参物

筆記用具


Jr. 知的プログラム「食育」「アスリートライフスタイル」

■内容

1年

①食育

②アスリートライフスタイル

2年・3年

①アスリートライフスタイル

②食育

■会場

1年

①福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)サブアリーナ

②福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)第3・4研修室

2年・3年

①福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)第3・4研修室

②福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)サブアリーナ

■時間

①18:00~19:00

②19:00~20:00

■講師

「食育」 坂本 麻美 氏

「アスリートライフスタイル」 髙木 匠 氏、他4名(独立行政法人日本スポーツ振興センターハイパフォーマンススポーツセンター)

■持参物

筆記用具、室内シューズ

2025年11月5日水曜日

自宅課題

  背面ボールキャッチ1回目の記録会が終わりました。今回の記録は歴代の記録と比べても素晴らしく、努力の証がしっかりと形になっていました。練習を積み重ねてきた人ほど、自信をもって記録会に臨んでいました。

 その一方で、一度も成功できなかった人もいます。 毎日、時間を使って取り組んでいますか?工夫して取り組んでいますか? 同じ練習時間でも、どう使うかで未来は変わる。その一歩が、次の一歩につながります。この記録会に合格ラインはありません。でも、みんなは将来、同じフィールドで戦うかもしれない仲間であり、ライバルでもあります。勝つか負けるかは、今の自分が何をどれだけ積み上げるかで決まります。だからこそ、「なぜ自宅課題があるのか」「なぜ、タレント生であるのか」をもう一度考えてみてください。

 ブログにも書いたように、「自覚」と「覚悟」を持って、残りの記録会に挑みましょう。 やるか、やらないか。選ぶのは自分自身です。

Kids 知的プログラム(器械体操)

11月1日(土)、福岡大学第二記念会堂にて、田口氏と小畠氏による3回目の器械体操を実施しました。

最初に、宿題になっていた「柔軟」と「倒立」の確認を行いました。前回に比べて、できるようになった受講生が増えており、これまでの練習の成果がしっかりと表れていました。

その後、トランポリン、マット運動、跳び箱に分かれて活動しました。どの種目にも、怖がることなく積極的に挑戦する姿がたくさん見られました。初めてのことに挑戦するには勇気がいりますが、挑戦しなければ新しい自分には出会えません。これからも失敗をおそれず、新しいことにどんどんチャレンジしていきましょう。

プログラムに一生懸命取り組むことはもちろん、挨拶や準備、片づけなど、当たり前のことを続けていくこともアスリートとして大切な力です。福岡県タレント発掘事業の受講生として、そして世界を目指すアスリートとして、「自覚」と「覚悟」をもって日々の練習やプログラムに取り組んでいきましょう。

【自覚とは】

 ・自分が選ばれた存在であることを自覚する。

・競技力のみならず、人格・態度・発言にも責任を持つ。

・周囲の期待に応えるための努力を惜しまない。

・失敗や苦しみも成長の糧として受け止める。

【覚悟とは】

 ・厳しいトレーニングや競争に立ち向かう強い精神力を持つ。

・自らの限界を超える挑戦を続ける意志を持つ。

・競技者としてだけでなく、人間として成長し続ける姿勢を忘れない。

・結果が出ない時期でも諦めず、継続する力を大切にする。

JSCが掲げる目標

単にメダリストの輩出ではなく、誰もが憧れ、応援したくなるような魅力あるアスリートの育成。このような「真のチャンピオン」となるアスリートを一人でも多く輩出することが、目標であり、夢でもある。

引用元:JSC「タレント発掘・育成プログラム」 https://pathway.jpnsport.go.jp/talent/index.html