プログラムの前半では、バスケットボールで必要となる、1度に様々なことを行ったり、瞬時に考え、判断する能力を高めるためのコーディネーショントレーニングを行った。
プログラムの後半は、ディフェンスは「人数をかけて守る」、オフェンスは「同じタイミングで動く」という技術をミニゲームを通して習得していった。ディフェンスの練習では「声をかける→反応、返事をする」ことを目標とし練習を行った。最初は慣れない動きに声を出せなかったり、悩む様子がみられたが、練習を進める中でコミュニケーションを取ったり、待っている間も積極的に声をかける受講生の姿がみられた。オフェンスの練習では周りをよく見て、人と人が重ならないよう同時に動くことを指導して頂き、空いたスペースを見つけ、タイミングを合わせながら動こうとする姿勢がみられた。
最後に4対4の試合を行ったが、積極的にシュートに向かう姿や、練習の中で取り組んだ空いたスペースに走り込むこと、さらに積極的に声を出し合いながら取り組む姿がみられた。
鈴木先生から「バスケットボールはいろんなことを考えなければならない。様々な状況に対応していくことが重要であり、よく見て判断していってほしい。」と指導頂いた。毎回プログラムで鈴木先生が言われている「失敗を恐れず、チャレンジすること」を残りの3回のプログラムでも行っていき、自分自身の能力を高めるためにも今回のように積極的に取り組んでほしい。