2017年7月19日水曜日

メンタルトレーニング

 7月15日(土)Jr.の知的プログラム「メンタルトレーニング」が行われました。
 講師の河津氏によると、世界で活躍するイチロー選手のように、大きな舞台で結果を残すことができる選手は、生まれつきメンタルが強いのではなく、緊張や不安を感じてしまう場面で自分をコントロールすることができる選手だそうです。

皆さんは、試合で緊張しているときに、いいパフォーマンスを発揮できるように自分をコントロールすることができるでしょうか。

 自分をコントロールするためには、まず、緊張している・不安を感じている自分に気付くこと(自分自身の把握)が大切です。そして、把握した自分の現状を改善するために、思考や心の状態をコントロールするのです。
 この心のコントロールは、普段の練習や試合の中で訓練することで鍛える事ができます。練習では、常に試合を想定して取り組み、緊張している自分の心に気づく訓練をしてみましょう。気づくことができたら、目の前の試合への考え方や心の状態をどのように変えれば、その状況から最高のパフォーマンスを発揮することができるか、気持ちのコントロールの練習をしてみましょう。

 どんなに体力があっても、技術や戦術のレベルが高くても、緊張して実力が出し切れずに負けてしまっては悔しいですよね。
 大きな大会や公式戦で、緊張してしまうのは当たり前です。しかし、周りの選手も自分と同じように緊張しているはず。技術や体力の練習と同時に、緊張しても実力を発揮できるような気持ちをコントロールする練習を日頃から行い、大事な場面で実力が発揮できる選手を目指しましょう。

事務局スタッフ 西嶋

メンタルトレーニングプログラム(講師:河津 慶太氏)