2016年6月23日木曜日

食育プログラム~基本の食事の形・試合期の食事~


 6月18日(土)アクシオン福岡にて、静間佳代子氏(株式会社キャリアビジョン)、岩屋佳代氏(エームサービス株式会社)を講師として招き、食育プログラムが行われた。

Kids6年食育プログラム「基本の食事の形」
 まず、ジュニアアスリートの食事の基本として、次の3つのことが挙げられた。
  ①欠食をしない
  ②好き嫌いをしない 
  ③基本の食事の形を実践する



 また、今回のプログラムでは、料理カードを含まれる栄養素ごとに分類するリレーゲームを行った。このゲームでは料理カードを見て、含まれる栄養素を瞬時に判断できるような知識が必要になる。毎日運動日誌で食事項目を記入しているが、「基本の食事の形」がとれているだろうか。今回のプログラムで、知識として得たものを、実際の生活でどう活かしていくかが鍵である。今は自分で食事を準備する機会が少ないかもしれないが、近い将来、自分で食事を準備しなければならなくなる。今回学んだ「基本の食事の形」の考え方を持ち、自分に何が必要で何が足りないかを判断できる力をつけてほしい。

Jr.2年食育プログラム「試合期の食事」
 Jr.2年の食育プログラムは、「試合期の食事」についてプログラムが行われた。
試合前後に適した食事を選択する演習では、今までの食育プログラムの知識を活用しながら、積極的に意見を出し合う受講生が多く見受けられた。感覚的に良いか、悪いかの判断をする力も必要だが、本当にその食事の栄養素を知るとともに、応用ができるような実践的な力を身につけていってほしい。今回のプログラムでは、ベストコンディションで試合に臨めるような「試合期の食事」の重要性を学んだ。しかし、アスリートの食生活としての基本は、日常的なバランスの良い食事である。大事な試合に備えて日頃からバランスの良い食事を意識するとともに、試合後も次の試合に向けた食事(栄養)をとれる選手になってほしい。

試合期の食事についての演習を行う受講生