2016年6月22日水曜日

タレント生としてあるべき姿 ~第33回全国小学生陸上競技福岡県大会~

 6月19日(日)博多の森陸上競技場にて第33回全国小学生陸上競技福岡県大会が行われた。12日の予選を勝ち抜いた10名、80mHに出場する1名、計11名が福岡キッズとして出場した。全国へつながる県大会。多くの観客に包まれ、独特な雰囲気、緊張感の中で受講生の最高のパフォーマンスを発揮しようとする姿が見られた。
 結果は小学女子ボール投げでKids6年川嶋愛音さんが一位となり、8月19日、20日に神奈川県日産スタジアムで行われる全国小学生陸上競技交流大会への切符を手にした。その他にも所属チームで大会に参加した4名も優勝し、計5名がタレント生から出場する。
 今回、福岡キッズとして出場した受講生は、専門競技ではない陸上競技で今持っている力を最大限に発揮しようと限られた短い時間で練習に励んできた。その中でもライバルたちに引けをとらないパフォーマンスを発揮できたこと、結果を残せたことは受講生にとって大きな自信につながったと思う。
 では今後、タレント生としてあるべき姿とはどのようなものだろうか。
それは「常にトップを目指し続け、さらにレベルアップに向けて努力し続けること」である。
 この事業に参加している受講生は、福岡県の小学生、中学生の中でもトップクラスの運動能力を持っていることは間違いない。今持っている運動能力で結果を残せたことに満足しているのであれば、世界で活躍するトップアスリートになることはできない。高い運動能力を持っているからこそ、その能力を伸ばし続け、ライバルには負けられないという強い気持ちで努力し続けること、このことがタレント生としてあるべき姿である。
 今回の大会に参加した受講生だけでなく、タレント発掘事業受講生がこれからの自分自身の将来像を見据えて、そのために何をすべきか考え、努力していくことを忘れず、トップアスリートへの道を切り拓いてほしい。

タレント生全国大会出場者
○女子ボール投げ:川嶋愛音(福岡キッズ)       54m16
○男子6年100m  :﨑村侑永(平和台JC)        13.11秒
○男子80mH     :藤本竜飛(志摩アスリートチーム) 13.00秒
○男子4×100mR :吉村勇気(本城陸上クラブ)      54.50秒(リレー)
○男子走幅跳    :江渕真拓(八女JAC)          4m36