2016年6月10日金曜日

Jr.知的能力開発・育成プログラム「ウエイトリフティング」


 6月4日(土)アクシオン福岡にて、福岡県ウエイトリフティング協会の守美穂子氏、信原正弥氏に加え、福岡県出身でロンドンオリンピック出場の太田和臣選手を講師にお招きし、ウエイトリフティングプログラムが行われた。
 はじめに太田選手より、トップアスリートとして世界で活躍するためには、自分の競技でどうしたらオリンピックに出場できるかを知ることが重要であるというお話しをいただいた。例えばウエイトリフティング競技では、前年度の記録もオリンピック出場条件に大きく関わってくる。本気でトップアスリートを目指し、オリンピックを狙う気持ちがあれば、必然的に将来のゴールから逆算することにより、日頃のコンディショニングを怠ることは無いのではないだろうか。プログラムでは、徐々に重量をつけながらバックプレス(バーベルを広めに持ち頭の後ろに構え、頭上に持ち上げる)、スナッチ、ハイクリーン&ジャークを行った。フォームの確認をしながら積極的に重量をつけ、自分の限界にチャレンジする受講生の姿が見られた。
 太田選手の話にもあったように、「そこそこ上手い選手」は世界では通用しない。しかし、トレーニングを重ねることで、「昨日の自分より強くなれた」「目標に近づけた」という自覚が自身に繋がるように、日々のトレーニングや生活習慣、食事を見直し、チャンスがきた時にいつでも対応できるような準備を日頃から積み重ねていってほしい。