さて、今よりもっと上手になろう、競技レベルを上げようと思った時、「見て学ぶ」ことの大切さや重要性を感じている受講生は多いのではないでしょうか。身体プログラムの中で、講師の先生方、タレントの事務局員から直接教わらなくても、他の受講生や講師の先生方のお手本となる動きから、「見て学ぶ」ことはとても重要です。
この「見て学ぶ」ということはただ単に身体プログラムだけに当てはまることではありません。例えば、テレビのスポーツ中継、日常の部活動、クラブ活動においての友達の動き等から学べることも多いのではないかと思います。
○自己分析・他者観察
自分は現時点でどの程度のレベルなのか、どのようにすればもっと上達するのか、上手な人とは何が違うのかをよく考え、他者を観察してみましょう。足の動き、上体の使い方、道具の使い方等、動きと言っても多くの事があります。自分に足りない箇所を重点的に観察してみましょう。そして観察をしてみたら、その動きを忘れる前に試してみましょう。
○結果分析・改善、実行
試した結果、上手くいったこと、失敗したことをさらに分析できるようになりましょう。上手くいったことは次もうまくいくのか、失敗したことは次、どう行えば成功するのかを考え、また実行してみましょう。このサイクルをプログラムを通して身に付けていきましょう。受講生の皆がこのような気持ちでプログラムに臨んでくれることを期待しています。
タレント発掘事業実行委員会事務局 白石