内野選手は、今回の世界選手権で初めて日本代表として出場しました。8月24日(土)アクシオン福岡に結果報告に来てくれたので、インタビューをさせていただきました。
★今回の大会はどうでしたか?
初めての大会だったが、大会前にスイスで1か月合宿を行っていたため、海外の雰囲気にも落ち着いて、大会に臨むことが出来た。
★タレント発掘事業で学んだことは活かされていますか?
はい。活かされています。
★具体的にはどのようなことが活かされていますか?(競技面・生活面)
・知的プログラムでの、メンタル面での知識を学べたこと。
・特に食育プログラムは、ドーピング検査などもあるため、非常に活かされている。
★受講生時代の自分に会えるとしたら、どんなアドバイスをしますか?
・1つの競技だけでなく、広い視野で臨む。
・タレントの各競技には、その競技が自分の専門競技だという気持ちで取り組んでいた。
★今後の目標を教えてください。
・競輪選手を職業とする中で、2024パリオリンピックで金メダルを目指す。
受講生の皆さんは、現在どのような気持ちでプログラムに臨んでいるでしょうか。内野選手のように各競技に対して「自分の専門競技だ」という気持ちで取り組み、将来の競技選択を見据えて広い視野で臨むことはできていますか。
週に1度しかなく、実際の専門競技の練習時間よりもはるかにプログラムの時間は短いかもしれません。しかし、「将来自分の専門競技になるかもしれない」と思い、本気でプログラムを受講することで、意識が向上し、上達レベルも上がるのではないでしょうか。本気で取り組まなければ、競技適性は見えてきません。
講師の先生や事務局スタッフに指導されたことだけをこなしているようでは、トップにはなれないでしょう。修了生を見ていても、世界まで上り詰める選手は、自分の中で明確な目標や意思を持ち毎日を過ごし、感じたことや学びを運動日誌にきちんと書き記しているという共通点があるように思います。
Jr.夏合宿では、「当たり前のレベルを上げる」ということを指導されましたが、実行できているでしょうか。他力本願ではなく、1人1人が意識しなければ集団としての大きな力は発揮されません。皆さんが着ている「FUKUOKA」と書かれたユニフォームには、家族や先生方、皆さんも知らない多くの方々の応援や期待の意味が込められています。その期待と応援に応えるためにも、行動として示していきましょう。
事務局スタッフ 西嶋