話は変わりますが、今回のスタッフブログでは、筋力トレーニングについて話したいと思います。運動日誌を添削していて、自主トレーニング計画や運動内容の欄に「筋トレ」や「腹筋」、「うで立て」と書かれているのをよく目にしますが、自分の目的に合わせて行うことができていますか?「走っている時に体が左右にぶれてしまうから、腹筋を毎日100回しよう!」となったとき、何も考えずに、ただ回数をこなしていませんか?
これでは、筋力トレーニングというよりは「筋肉トレーニング」になっており、実際の動きに生かせない筋肉をつけているかもしれません。わかりやすく言うと、筋肉が重りになっているということです。
必ずしもこうなるかと言えば、そういうわけではありません。しかし、自身が専門とする「競技の特性を意識した筋トレ」を行った方がより効果的になります。
腹筋でいうと、
陸上競技の短距離選手のような速い動きが必要な場合は、「短い時間で速い動きを繰り返すこと」が効果的です。例えば、「12秒間を可能な限り速い動きで上体起こし」を何セットか行うことで、より神経筋肉系(伝達機能)も鍛えながら筋トレができます。
逆に、陸上競技の長距離選手のような同じ速さを持続させる動きが必要な場合は、「長い時間で姿勢を維持すること」が効果的です。例えば、「1分間、腹筋に力が入っている状態をキープ(仰向けの状態で肩甲骨と踵を上げるなど)」を何セットか行うことで、よりインナーマッスル(姿勢保持筋)を鍛えながら筋トレができます。
このように腹筋の仕方・鍛え方を変えるだけでも、得られる効果は違います。日々行っている筋トレの内容と目的とを照らし合わせて、より効果的のある筋トレを継続して行っていきましょう。
ただこなすことは努力でなく、
現状を維持しているだけだ。
①前方から投げられたボールを持っているボールの上に乗せ、そのまま相手に投げ返す。
②2つ重ねた下のボールを相手に投げ、上のボールをキャッチする。
③手を挙げた人がリーダーになる。リーダーがバウンズパスを出した時は、相手の人はチェストパスを出す。リーダーがチェストパスを出した時は、相手の人はバウンドパスを出す。
事務局 大西