10月24日(土)のKids保護者プログラムでは、公認スポーツ栄養士の静間佳代子先生(株式会社キャリアビジョン)を講師にお招きし、食育プログラムを実施しました。プログラムのテーマは「成長期のスポーツ栄養」で、成長期に起こりやすい栄養障害や、ジュニアスポーツ選手とサプリメントについてお話いただきました。
冬季トレーニング中の食事を考えてみましょう!
11月になり、日に日に寒くなってきましたね。競技種目によっては、夏季の大会が終わり、冬季トレーニングに入っていると思います。長時間の走り込みなどは、運動の強度はあまり高くないですが、トレーニング量が増えます。そこで、しっかりとエネルギーをとることが必要です。主食や主菜を考えたり、旬のいも類をとったり工夫してみましょう。また、体づくりのためにウェイトトレーニングをする人は、たんぱく質を増やす場合もありますが、基本の食事の形をそろえれば大丈夫です。
6月、9月に行った食育プロクラムで、「基本の食事の形」の主食、主菜、副菜、果物、牛乳・乳製品の5つのグループに料理を分類分けするワークを行いました。講義を聞いて、ワークをやりながら少しずつ思い出しているようでしたが、復習に時間がかかりました。このように、なにもしないまま期間が空くと、知識は忘れてしまうと思います。
そのために、運動日誌に食事の記入欄があります。食事は、毎日実践の場がありますので、定期的に振り返りをして、改善・習慣化していきましょう。さっそく今日の食事を振り返ってみてください。
〇1日に1回も食べていないグループがある場合
→1日1回は食べるよう補食で補うか、次の日は食べるように意識をする
例)昼食に乳製品をとれなかったから、補食で補った
〇朝食をぬくことがある場合
→時間がなくて食べられなかったときは、夜や朝の準備の時間を見直す
→おなかがすかないときは、前日の夕食の量や時間、夜の過ごし方を考える
食育プログラムのほかにも、メンタルトレーニングや、フィジカルコンディショニング等の知的プログラムを実施しています。それらの知識は、皆さんが将来トップアスリートとして活躍するために必要な知識です。学んだことを実践できるように日頃から取り組みましょう。
保護者プログラム「食育」
Jr. フェンシング
事務局 德永