Kids受講生は柔道プログラムが終了しました。Kids受講生のみなさんはこのプログラムからどんなことを学び、これからどのように活かしていこうと思っていますか?
今回のブログでは、私自身がずっと柔道をやっていたこともあり、柔道について紹介したいと思います。
「精力善用」 「自他共栄」
「精力善用」とは、柔道によって鍛錬した力は、相手をねじ伏せたり、威圧したりすることには使わず、世の中の役に立つことに使いなさいということ、「自他共栄」は互いに信頼し、助け合うことができれば自分も世の中も共に栄えることができるという精神を柔道で養いなさいということです。
皆さんはこの2つの言葉を知っていますか?聞いたことはあるという人が多いかと思います。この2つの言葉は講道館柔道の基本理念として掲げられているものです。
さらに柔道の歴史について紹介したいと思います。柔道は嘉納治五郎氏によって創始されました。嘉納氏は、日本に古くから伝わる柔術を習得し、様々な流派の長所を研究し、新たな指導形態を確立しました。それが現在の柔道とされています。さらに、「柔道の父」「日本の体育の父」と呼ばれ、教育者としても尽力しました。柔道にも多くの教育的側面が取り入れられています。プログラムでもそれが実感できたのではないでしょうか?
柔道について少し紹介してきましたが、皆さんは自分がやっているスポーツについて調べてみたことはあるでしょうか?私自身も高校生の頃までは調べてみたこともなく、言葉を知っていたり、技術があったりするだけで、どういう意味でやっているのか、どんな歴史があるのかほとんど知りませんでした。しかし、大学生になり、監督の影響もあり、調べてみました。調べたから何かが大きく変わったわけではありませんが、いつも当たり前のようにやっている作法や練習の意味を理解できるようになりました。それが関係しているかはわかりませんが、大学生の頃のほうが試合で勝てることも増え、競技成績もよかったように感じます。練習の1つと思ってぜひ一度自分のやっているスポーツについて調べてみてはいかがでしょうか?
Jr.ラグビー プログラム風景
Kids柔道 プログラム風景
事務局 長岡