皆さん、試合の開始時間にベストな状態で挑めるように大会の前日や当日のみだけでなく普段から大会当日を想定した生活をしていますか?多くの場合、午前中の試合開始が多いと思います。そこで試合直前までの朝の習慣といったものがパフォーマンス発揮にとても大事な鍵を握ってきます。試合開始の三時間半前には起床し、体を起こすためにも遅くても二時間前までに朝活動をすることで集中力が上がり、脳が活性化されます。時間に余裕をもって計画的に臨むことで試合当日も練習通りの集中力・緊張感で臨むことができます。生活リズムを一定にすることでその日の体の状態などを自分自身で把握することができます。世界で戦うトップアスリートは、常に大会に向けて調整を日頃から行っています。
適度な運動は、脳の働きを活性化させ、一日の生活リズムを作ることができます。活動前には深呼吸を行い、ゆっくりとリラックスしながらストレッチを行いましょう。その際に、リラックスできる音楽や気分が上がる音楽を聴くことも良いと思います。起床後、適度に体を動かすと、空腹感を覚え、朝食をおいしく食べることができます。水分補給やバナナ、ゼリーなど糖分を含むものをエネルギー源として補給した後で運動を行うとより効果的です。便秘解消の効果もあり、お通じも良くなります。体のリズムは交感神経・副交感神経という2つの自律神経によって支配されており、活発に活動しているときには交感神経、ゆったりしているときには副交感神経が優位に働いています。交感神経が優位に働くと、血流が促進され、体内のエネルギーを消費する基礎代謝も上がります。基礎代謝が上がるため、過度な運動、高強度の運動は十分注意し避けるようにしましょう。とくに今からの夏は、気温が高くなるので熱中症や貧血などを防ぐためにもこまめな水分補給や鉄分が豊富なものなどを多く摂るようにし、適度な運動を心掛けましょう。適度な運動として、「ニコニコペース」というものがあります。
ニコニコペースとは…
笑顔でお喋りすることができる、少し息が弾む程度の運動強度
1分間の心拍数=90~120拍程度
(例)早歩きなどのスロージョギング、息が上がらない程度のサイクリング
心拍数は人それぞれ体力の度合いが異なり、目安として135-(年齢÷2)と設定されています。そのため、自分自身に合った運動強度で取り組みましょう。
コロナ禍ではありますが、適度な運動で、脳を活性化させ、一日の生活リズムを整え、健康な体で元気よく一日一日過ごしていきましょう!!
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