2025年2月26日水曜日

令和6年度 オリンピアン講話・修了式

オリンピアン講話

 オリンピアン講話では、タレント発掘事業3期修了生である福島史帆実さんにご講話いただきました。

 小学校5年生からタレント生になり修了するまで、プログラムでフェンシングを経験していなかった福島さんは、オーディションでフェンシングの適性を評価され、高校進学と同時にフェンシングに競技転向。「好きや楽しいで選んだわけではなく、オリンピックに行きたかったからフェンシングを選択した」と競技を転向した時の決意を語ってくれました。

 福島さんには、プログラムへの向き合い方・考え方、競技を転向してからの心情、ケガとの向き合い方など実体験をもとに話していただきました。日本代表選手の重みのある言葉は受講生にとって、今の自分と重ねて考えることができる貴重な時間でした。

 質疑応答では、「自分より強い相手にどのような気持ちで挑めばいいのか」という質問に対して「相手ではなく自分の動きに集中して、メンタルを強く保つようにする」と答えていただきました。そのほかにも、海外で大変だったことや、フェンシングを選択する前の将来の夢など多くの質問に答えていただきました。

 メダリストの生の声を聴いて感じたことを忘れず、これからの競技人生に活かしていきましょう!受講生の皆さんが、日本代表として活躍することを期待しています。

[福島史帆実さん]

修了式

 オリンピアン講話後、令和6年度福岡県タレント発掘事業修了式が挙行され、17期生30名が福岡県タレント発掘事業のすべてのプログラムを修了しました。

 修了生代表挨拶は世利藍子さんが行いました。事業の中で自分の能力を最大限に活かすために努力を続け、ナショナルチームとの交流を得てフェンシングを選択。そして「ブリスベンオリンピックに出場し、そのために4月から東京でフェンシングに向き合っていく」と力強く宣言し、これまでの感謝とこれからの決意を語りました。「我が道を行け」という言葉があるように、常識や周りの目を気にして流される人生ではなく、胸を張って自分の選んだ道を突き進んでください。


~福岡から世界へ~

 

【修了証書を受け取る鶴田利花子さん】
【代表挨拶をする世利藍子さん】
【17期修了生】