12月13(土)・14日(日)に中央強化拠点プログラムを実施しました。このプログラムの大きな目的としては3つです。
○トップアスリートを目指す意識の高揚を図る
○世界を目指す「厳しさ」「難しさ」を知る
○世界を目指し続ける価値を知る
一日目
・プログラム①
競技人生を歩む中で自身の興味・関心の深い施設を調べ、グループで行動計画を立てました。慣れない、知らない土地で不安もあったと思いますが、事前の準備の大切さや臨機応変に対応する力など、人間的成長が見られました。見学先では、全国大会や世界大会が行われている施設をまわり、中には実際に全国大会が開催されている会場もありました。他にも、東京オリンピックに関係する施設を見学し、オリンピズムや世界の舞台でしか見ることのできない景色など世界を目指し続ける価値に触れることができました。
この経験は、受講生の競技人生への大きな刺激になっただけでなく、不安や困難に立ち向かう力や行動計画を立てるスキルなど自身の競技生活にも通ずる学びがありました。
・プログラム②
東京を拠点に活動するタレント発掘事業修了生とのディスカッションを行いました。修了生とのディスカッションの一部を紹介します。
○6期生 大門千紗さん
結果ではなく、全力で行うことを重要視する。身の回りのものへの感謝を忘れずにする。そうするすることで応援される選手になることができる。応援されることで“自分の価値づけ”にも繋がる。
○6期生 和田佳奈さん
与えられた練習をただこなすだけでなく、何のためにその練習が必要なのかを考え、指導者やコーチの意図を自分なりに考え練習をしていた。また、スポーツ以外での学びがスポーツに繋がることもあるため、機会があれば何事にも失敗を恐れず、挑戦している。
○13期生 渕上翔太さん
自らを高める努力を惜しまずにやっていた。プログラムで学んだことを言語化できるようにしていた。言語化することで、初めて自分のものになる。また、プログラム内で知ることは皆が知ることであり、プログラム後に質問をしに行くことで、そこで得たものは自分だけの知識であり、そこに価値がある。
○13期生 香山もえぎさん
何かを学ぶ姿勢を大事にしている。そうすることで、何事も自分事として捉え、積極性にも繋がる。タレントのプログラムでも、自分が質問できる内容を考えながら参加していた。そういった積み重ねが先のことを考えて行動できる力になる。タレントでの学びが今に生きている。
積極的に質問をする受講生の姿が見られ、現在の自分に足りないことや、これからのプログラムや自身の競技への取り組み方などを考える機会になりました。
二日目
・プログラム③
味の素ナショナルトレーニングセンターに伺い、JBAジュニアユースアカデミー育成事業とバスケットボールU14の日本代表候補選手の練習を見学しました。種目は違っても同年代のトップ選手の練習や環境を間近に見ることができ、そこには練習中のメモをとる姿や動画での動作確認、指導者への積極的な質問などを当たり前に全員がする姿がありました。自身の競技への取り組み方の意欲の高さを感じたと思います。
また、バスケットボール日本代表のスポーツパフォーマンスコーチである佐藤晃一さんに質疑応答の機会をいただきました。伸びる選手の特徴として、次のことを話されていました。
・質の高い練習をするために、必ず練習前に目標設定をする選手。
・指導を素直に受け入れられる選手。
・「なぜできたのか。なぜできなかったのか。」という好奇心を持ち続ける選手。
トップアスリートを目指し続けるのであれば、プログラムに取り組む姿勢や練習の質から変えていく必要があります。
・プログラム④
日本武道館に伺い、全日本空手道選手権大会を観戦しました。武道ならではの静けさと緊張感のある空気感や武道の聖地といわれる会場の雰囲気に圧倒されていました。日本のトップを決める大会を真剣に見る受講生たちの眼差しから、将来は、このような大舞台で活躍するという意識の高揚が見られました。
参加した受講生は、トップ選手の練習風景や練習環境の見学、修了生ディスカッションを通して、自身の競技人生をどのように歩み、どのような心構えでトップアスリートとして活躍していきたいか、改めて考えることができました。
今回のプログラムのテーマでもある
「Resolution~決意・決心・覚悟~」
をもつにあたっての良い経験、刺激になりました。
今回の経験や刺激を感じたままで終わるのではなく、今後のプログラムや競技人生に活かしていきましょう。その姿勢は、必ず高い志をもった「同士」を増やします。その高め合う環境こそが受講生自身の成長に繋がります。皆さんの変化を楽しみにしています。新年のプログラムから良いスタートを切りましょう!
