2010年4月13日火曜日

平成22年度開講行事










 








 















 


 世界の舞台で活躍できるトップアスリートの発掘・育成を行う「福岡県タレント発掘事業」の平成22年度開講行事が4月10日(土)、福岡市博多区東平尾公園の県立スポーツ科学情報センターで開催された。昨年度の選考には約2万1千人の児童・生徒が参加し、この中から選ばれた新規の受講生を加えた約160人が開講行事に臨んだ。 開講行事には国立スポーツ科学センター和久氏や(財)日本オリンピック委員会塚原氏、須川氏をはじめ、福岡県関係者などの来賓が駆けつけ、未来のトップアスリート達に激励のエールを送った。
 今年度開講行事にはオープニングプログラムとして、コミュニケーションスキル向上を狙いとした英会話プログラムが実施された。英会話プログラムには5人のALT講師を招聘し、学年別5グループに分かれ、相手にヒントを与えスポーツの名前を当てさせるスリーヒントクイズ、ビンゴゲーム、専門種目や将来の夢を英語で答えるなどのプログラムが実施された。開講行事の後には早速、今年度最初のプログラムが実施され、Fukuoka Kids(小学5・6年生)はソフトボール、Fukuoka Jr.(中学1・2・3年生)はレスリング、アーチェリー、水球の3種目に分かれ身体能力開発・育成プログラムを受講した。この日は特別講師として北京五輪金メダリストの藤本索子氏(ソフトボール)、ソウル五輪8位の伊藤広道氏(レスリング)、北京五輪6位の守屋龍一氏(アーチェリー)、 現日本代表主将の永田敏氏(水球)らが指導にあたった。
また、この日は保護者サポートプログラムも行われ、国立スポーツ科学センター和久貴洋氏の「福岡県タレント発掘事業にかかわるにあたって」と、当実行委員会事務局長靍林の「保護者の役割について」の講話が行われた。プログラム後の感想から、新規受講生の保護者だけでなく、継続受講生の保護者も「この事業にかける和久さんや靍林さんの熱い気持ちにふれ、あらためて身が引き締まる思いになりました。」といった記述が目立ち、保護者のさらなるサポート体制づくりに効果的であった。