2018年1月17日水曜日

チャンピオン

 6日のプログラムでアンチ・ドーピングについて実施したばかりですが、今年に入って、日本のスポーツ界では、トップアスリートのドーピング問題が立て続けに起こっています。この問題はトップアスリートを目指す者にとって無視できることではありません。
 改めて、「なぜ今回の事件は問題になっているか?」、「フェアプレーとは何か?」をしっかりと考えてみて下さい。

 また、先週からJr.は第Ⅳ期プログラムが開始し、Kids.は来週で、レスリングの最終回を迎えます。今年度の身体能力開発プログラムも残り少なくなってきました。Jr.は残り4回のプログラムで、Kids.は残り5回のプログラムで何を学びますか?
 毎回のプログラムに目的を持って臨むことで、効果や充実度も変わりますので、プログラムの意味をしっかりと考えて、自身の能力とパフォーマンスの向上に役立ててください。


 「試合に勝つには最初にゴールへ到達するだけでよいが、チャンピオンになるには、身体的な能力だけでなく、人格への賞賛を呼び起こさなければならない。
 この言葉は2010年のユースオリンピックの開会式で当時の国際オリンピック委員会のジャック・ロゲ会長のものです。


 パフォーマンスの向上は、アスリートにとって成績を残すために、最も大切なものですが、アスリートである前に「人」です。最近の問題のように良い成績を残しても、その価値が失われてしまうこともあります。そのために高いレベルのステージで自身の力を最大限に発揮できるように、日常生活自身の競技、そして毎週のプログラムで、身体能力と知的能力を身に付けて、チャンピオンになるための土台をつくりましょう。

事務局スタッフ 久良知