2019年6月19日水曜日

なりたいかなりたくないか

先日プログラム後にある受講生が「テストやばいです。」
と言ってきました。
何が問題なのか聞いたら社会が分からないとのことでした。
私は考え方次第でどの教科も勉強が分かるようになってくると思っています。
運動することが好きな人?勉強することが好きな人?
逆に勉強することが嫌いな人?
勉強することが嫌いな人は少なくはないと思います。
なぜ嫌いなんですか?と質問すると
難しいから、分からないから楽しくない
面白くないからなどという返事がきました。
そういったものは固定概念や既成概念であって
これらがあったら何事も知識が入ってきません。

では質問です。5分間でたまごを何個食べることができますか?
この質問を聞いてどのような答えを思い浮かべましたか。
何人かの受講生に問いかけてみたら
5~10個くらいと答える人が多かったです。
さらに何のたまごをどのようにして食べましたか?
と問いかけてみるとニワトリのゆで卵で食べることを想像した人が多かったです。
この質問だけでもいろんな考え方があります。
ニワトリのゆで卵を○個という答えだと1つの知識しかないです。
もしかしたらうずらの卵だったりダチョウの卵だったり
明太子かもしれません。
たまご=ニワトリのたまご
と決めつけてしまうだけでも知識量が増えないのは分かりますか。
皆の当たり前は他の人からしたら当たり前ではないのかもしれません。
自分で限界値やここまでという範囲、領域を決めてしまうとそれ以上は成長できません。
勉強する前から苦手意識を持って、解けないできない
と思っていませんか。
思い込みにも癖があり、最初からできない理由、やらない理由ばかり探す人はいつまで経ってもどんなことでも成長できません。

皆はタレント発掘事業に受かりたい。オリンピックにでたい。
と思ったから挑戦してきたと思います。
成長するにつれて考え方が「できるかできないか」で物事を考えるようになってきています。
もし身長が高かったら~できたのに。
もし走るのが速かったら~だったのに。
など「できるかできないか」で判断するのではなく
「なりたいかなりたくないか」
で判断することが大切ですよ。
なりたい自分を想像して夢へ向かって走り出そう!





6月15日のプログラムの様子



事務局スタッフ 髙田