2019年7月3日水曜日

夢中を創り出す!

「二匹の蛙(カエル)という話がある。
ある日蛙が二匹穴に落ちた。穴の高さはとても越えられないような高さで、二匹の蛙は必死でその穴から出ようとして飛んでいたが淵(ふち)には届かない。
そのうちに他の仲間たちが集まってきて二匹を応援し始めた。がんばれがんばれ。二匹の蛙はその声を聞いて頑張ったけれどやはりそれでも淵には届かなかった。
応援の声は次第になくなり、淵から覗き込んでいる仲間たちは諦めの声を上げ始めた。もうだめだろう、仕方ない。諦めた方がいい。そうした声が二匹の蛙にも届いてきて、一匹の蛙はついに跳ぶのをやめてしまった。そして座り込んで静かに死んでいった。
もう一匹の蛙はそれでもずっと跳び続けていた。もうだめだ諦めた方がいいという声が聞こえる中、何度も何度も跳び続けた蛙はついにある瞬間穴の淵に到達し、穴から這い出てきた。
仲間たちは驚き、その蛙の元に集まり、素晴らしい、よくやったと賞賛の声をかけた。ところが蛙は仲間たちをぽかんとした顔で見て全く反応しない。仲間たちも怪訝(けげん)な顔をしてその蛙を眺めている。
穴から飛び出した蛙は耳が聞こえなかった。励ましも、罵(ののし)りもその蛙には届いていなかった。その蛙にはひたすらに到達すべき出口が見えていただけだった。

 これは、陸上の為末大さんのブログでアップされていたお話です。皆さんは何を感じましたか?
 現在、そしてこれまでの部活動や日々の生活において、周囲の人はみなさんが出した結果をほめることもあれば、そうでないときもあります。
 しかし、みなさんにとって結果とは、「その時、その瞬間の自分」でしかないのです。最初は、できなくても「もうだめだ…」と落ち込む必要は全くありませんし、いずれできるようになればいい。すべては「過程=道の途中であり、「今、ここ」を丁寧に真剣に過ごせばいいのです。

 競技スポーツは、順位のみを競うものではなく、競技そのものを楽しみ、過去最高の自分になる。ことではないでしょうか。そのように、自分自身と向かいあうこと=夢中な状態とは、努力を努力と思っていない状態と言えます。

 そんな環境・空間を創りはじめるのは、コーチや先生、周りの友達でもなく、あなた自身なのです。誰かが始めるでもなく、自分が自分に対してリーダーシップを発揮し、自分が自分を突き動かすことに集中する。過去を悔やみすぎず、未来を不安に思わず「今、ここ」を積み重ねていたら、あんなに遠く感じていた目標に(穴の淵に)いつの間にかたどり着いていた。そんな夢の実現の仕方は、夢のずっと先へも自分を導いていける気がしますよね。

そんなコツコツと何かを重ねる時間、夢中な空間を、プログラムでともに創っていきましょう!


 Jr.3年生は先週、受講生測定会を行いました!各々がこれまでの記録を塗り替えるべく、真剣な表情で参加していました。部活動に入っている受講生は、中総体も間近に迫り、表情にも緊張感があるように感じます。中学生最後の大会を悔いなく、自分の持てる力を存分に発揮してほしいと思います!
              受講生測定会





事務局 村田