2019年7月10日水曜日

活躍し続けられないトップアスリートの共通点

 先日の柔道プログラムの中で、講師の熊谷氏から受講生へ以下の質問が問いかけられました。

プロサッカー選手で、3年以内にクビになる選手の共通点は何だと思いますか?

 この質問に対して、プロサッカー選手等のトップ選手を指導するコーチ陣に指導をするコーチは、その理由の一つとしてほぼ全員が口をそろえてこう答えたそうです。

3年以内にクビになる選手の共通点は、挨拶をしない

 普段の生活を振り返ってみましょう。Jr.の運動日誌の中では、1日の気づきに「自分から大きな声で挨拶をしたら相手も返してくれたから、いい気持ちになった。」というような気付きを書いて、挨拶に関心がある受講生がいるのは確かですが、全員が挨拶に関して高いレベルで取り組めているでしょうか。

号令がかかる時だけはとりあえず大きな声を出す
周りのみんなが挨拶してるから自分もしておこう

というような思いで、いつも挨拶をしていませんか?

それに比べて、
家族や身近な人にもきちんと挨拶をする
指導していただく先生方には、感謝の気持ちをもって挨拶をする

 どちらがトップアスリートにつながる行動か、言わなくても分かると思います。
 しかし、頭で分かっていても行動に移すかどうかはあなた次第です。私は、挨拶は人と人とのコミュニケーションの一番初めに行われるものであり、「人間力」の基本になる部分ではないかと思っています。

 また、先日の陸上競技日本選手権を観戦した受講生の感想文の中には、「スタート前に応援席に一礼していた」「大きい声でお願いしますと言っていた」「競技後に敬意を表す礼をしていた」など、選手の競技外の行動に注目し、今後の自分の活動に繋げていきたいと感じてる受講生も多くいました。

 毎日何気なく交わしている挨拶ですが、いつもより少し関心をもって気持ちのこもった挨拶をしていきましょう。
 毎週のプログラムが気持ちの良い挨拶で始まり、自ら良い雰囲気を作り出そうとする受講生が一人でも増えることを期待しています。

柔道プログラムの様子

アーチェリープログラムの様子

ボクシングプログラムの様子

事務局スタッフ 西嶋