今日のテーマである「気づき」は、Jr.のラグビープログラムの受講生についてです。
プログラムも後半に入り、少しずつ実戦形式の練習が増えています。最初は、パスを前に投げてしまったり、キャッチミスをしてノックオンになったり。そんな中で、プログラム終了後2、3人の受講生が「ラグビーボールを持って帰ってもいいですか?」とやってきました。アスリートに必要な、そして今後の時代に求められている「主体性」が見えた瞬間です。自分の中でやりたい練習があったのか、ラグビーW杯の選手たちに触発されたのか。どちらにしても、「問題」を「課題」に変えてやっていこうとする姿は素晴らしいです!
そうすると、徐々にボールを借りに来る受講生が増えてきました。最初の2,3人の行動が、他の仲間に気づきを与え広がり、やってみようという気で満ち溢れた「場」を創ったのです!
自ら気づいて自ら行動する。これは、指導者や保護者の方に言われてやることより、遥かにモチベーションが違います。よって、自然とトレーニングの質も高いものになるでしょう。
自分の内側からこみあげてくるものをエネルギーにする。だからこそ、自ら欲するところに道はできていきます。世界への道の始まりは、今回のような小さな「気づき」から始まるのだと思います。
プログラムの様子
事務局スタッフ 村田